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ニュースリリース

「ラベルレスサーマル」が「2023年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞」を受賞

2024年1月4日
株式会社リコー
RNスマートパッケージング株式会社

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)とRNスマートパッケージング株式会社(代表取締役社長:山本 健太郎)は、サーマル印字技術「ラベルレスサーマル」が、日本経済新聞社が主催する「2023年日経優秀製品・サービス賞」において「最優秀賞」を受賞したことをお知らせします。

「日経優秀製品・サービス賞」は毎年1回、日本経済新聞社が独自に選定した候補の中から、特に優れた新製品・新サービスを本審査委員会で選出し、表彰するものです。同賞は、1982年に「日経・年間優秀製品賞」として始まり、1987年(第6回)から現在の名称に変更し、今回で42回目です。

ラベルレスサーマルは、リコーが開発したサーマルインクを包装材であるフィルムに部分コーティングし、その部分にサーマルヘッドやレーザー装置で熱を加えることにより直接印字する技術です。さまざまなメディアへの直接印字が可能なため環境負荷の低減や、作業工程の効率化、包装材の統一化による在庫のスリム化など様々なメリットを持ち、小売り・流通業界をはじめとした幅広い分野で生産性の向上を実現に貢献します。

本技術は2022年より、大手コンビニエンスストアの食品パッケージに採用されています。

ラベルレスサーマル イメージ

「ラベルレスサーマル」の特徴と提供価値

1. さまざまなメディアへの直接印字を可能にし、環境負荷を低減
  • リコーが開発したサーマルインクをコーティングすることで、フィルム、紙、段ボールなどのメディアに直接印字することで、間接資材の使用を無くし、環境負荷を低減します。
2. 作業工程の効率化により、高い生産性を実現
  • 従来のような紙ラベルなどの間接資材が無くなることで、紙ラベルの貼りはがしや消耗品であるインクリボンの交換の手間が不要になり、小売り・流通業界を中心に幅広い分野で生産性の向上を実現します。
3. 包装材の統一化を促進し、在庫をスリム化
  • 多様なメディアへの直接印刷を可能にすることで、必要なときに必要な分だけ印刷するオンデマンド印刷に対応し、ストックする包装材の種類を削減することができ、在庫のスリム化に寄与します。

リコーは重要社会課題(マテリアリティ)の一つに「脱炭素社会・循環型社会の実現」を掲げています。本技術の活用により、間接資材となる紙ラベルなどの使用を抑え環境負荷の低減に貢献します。

RNスマートパッケージングは、ラベルレスサーマル事業の拡大に向け、リコーと中本パックス株式会社(代表取締役社長:河田 淳)が2023年4月に設立した合弁会社です。リコーの強みであるサーマル技術と、中本パックスの強みである包材設計・機能性コーティング技術、および顧客基盤を組み合わせ、機能性包材市場に新しいパッケージソリューションを展開してまいります。

「Driving Sustainability for Our Future. ~持続可能な社会を、ビジネスの力で。」リコーグループは今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組み世の中の役に立つ新しい価値を提供してまいります。

社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。

“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
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