Main content

お知らせ

リコーグループ2事業所が2024 GOOD FACTORY賞「ファクトリーマネジメント賞」を受賞

~リコー環境事業開発センターとリコーインダストリー東北事業所の取り組みを評価~

2023年12月21日
株式会社リコー

株式会社リコー環境事業開発センターとリコーインダストリー株式会社東北事業所は、一般社団法人日本能率協会の2024 GOOD FACTORY賞において、「ファクトリーマネジメント賞」を受賞したことをお知らせします。

リコー環境事業開発センターは、「脱炭素社会」と「循環型社会」を実現するための課題に取り組む拠点として、複合機・サプライ・部品などのリユース・リサイクルと、新造機生産を行っています。リコーグループでは1990年代より、製品再生・部品再生事業に積極的に取り組んでおり、新品機同様の保証をした高品質な再生機を生産しています。品質を確保しながら生産を効率化するために、回収機診断システムの構築や、QCD最適化のためのリユース・リサイクル技術を確立しました。また、徹底した安全活動と、自律型人材の育成を推進しています。これらの取り組みが評価されて受賞となりました。

リコーインダストリー東北事業所では、商用印刷機、キーパーツ、サプライの生産を行っています。「生産のリコーウェイ*1」に基づき工場マネジメントを実践しており、女性目線で5Sや働きやすさ向上に取り組む、KAIZEN発表会で学びの促進をするなど、現場が自律的にさまざまな改善活動に取り組んでいます。また、スマート工場作りを目指したデジタルマニュファクチャリング(DM)を実践しながら、SEQCD向上に取り組んでいます。これらの取り組みが評価されて受賞となりました。

*1
リコーの企業理念リコーウェイを受けて生産活動で大切にすべき考え方を手法に落とし込んだもの。

GOOD FACTORY賞

日本および中国・アジア地域で、工場の生産性向上、品質向上をはじめさまざまな体質革新活動へ取り組んでいる事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く方々の意識改革、社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ、その成果を日本製造業の範として日本能率協会が表彰するものです。

ファクトリーマネジメント賞

GOOD FACTORY賞は、「ものづくりプロセス革新賞」、「ものづくり人材育成貢献賞」、「ものづくりCSR貢献賞」、「ファクトリーマネジメント賞」の4つの賞で構成されています。今回、リコー環境事業開発センターとリコーインダストリー東北事業所は、総合的に“工場運営”のレベルが高く、全体にバランスの取れた“工場運営”の良さを表彰する「ファクトリーマネジメント賞」を受賞しました。

リコー環境事業開発センターが評価された点(審査所見より)

  1. 製品のリユース・リサイクル工場運営に際して、安全第一を文化にまで昇華させる非正規社員も巻き込んだ活動推進
  2. 人財育成では、「自律型人財」の測定・評価方法、育成方法などを整備し推進
  3. センターの運営では、サスティナビリティーを重視し具体的な数値目標を掲げ推進
  4. リユース製品でも新造機同等の品質を満足させる、さらには新造機で活用できるレベルの回収製品リコンディショニング技術
  5. 回収製品の処理目標を設定した環境負荷低減活動

リコーインダストリー東北事業所評価された点(審査所見より)

  1. 工場マネジメントの構造が明確で、良い「形(カタ)」が出来ている
  2. 新しい5Sアプローチ
  3. 学び合いを重視したKAIZEN活動とその成果の創出
  4. デジタルマニュファクチャリング(DM)実践による生産革新活動
  5. 現場が主体になった自律的活動の展開
  6. 現場を活性させ、現場を動かすための仕組みと仕掛けの構築
社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。

“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。