お知らせ
株式会社リコーは、障がいや病気による困難を抱える子どもたちや若者の中から、将来の社会的なリーダーを育て、共にインクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクト「DO-IT Japan(ドゥーイット・ジャパン)」*1の、スカラープログロムに協力企業として参加しました。
本プログラムは、東京大学先端科学技術研究センターが2007年から実施している活動で、テクノロジーを活用して自分の特性に最適な学び方の体験や、キャンパスライフと自立生活の体験など、様々な活動が行われています。
リコーは、一般社団法人コペルニク・ジャパン*2と共同で、「RICOH THETA」を用いた社会課題現場を撮影する取り組みに関する講義を、8月9日に同センターで実施しました。
なお、リコーは2022年度に続き、2年連続でのスカラープログラムへの参加になります。
今後もリコーとコペルニクは、社会課題の現場を撮影した360度動画を多くの人々にご提供し、ご活用いただくことで、社会課題の理解醸成とその解決へのアイデアの創出に寄与してまいります。
「あなたが世界を変えるには:テクノロジーで変える国際社会課題」
実施内容貧困や環境汚染、気候変動、水資源、学校教育、公共交通機関のバリアフリー…世界の途上国が抱える社会課題を革新的なテクノロジーで解決することを目標に取り組みを続けるコペルニク・ジャパン。リコーはコペルニク・ジャパンと連携し、360度を同時に撮影できる先端テクノロジーで静止画や動画として記録し、多くの人々が世界の社会課題の現場をバーチャルに体験できる場を作ることで、課題解決に関するアイデアや活動を生み出す取り組みを行っています。途上国に存在する課題とそのテクノロジーでの解決について、社会課題の現場に飛び込むコペルニク・ジャパンと360度カメラ「RICOH THETA」を開発したリコーの開発者が登壇し、協働の実際について講義しました。
当日は、学生の皆さんは現地とオンラインのハイブリッドで講義に参加しました。
前半の「RICOH THETA」の講義では、誕生のきっかけや開発秘話、そして今後の展開について、リコーの開発者から紹介しました。学生の皆さんからは、「RICOH THETA」の活用方法として、災害現場での調査や農業の家畜保護のための活用など、社会課題解決を主としたアイデアを頂きました。
後半のコペルニクからの講義では、「VR技術×地域の社会課題×SDGs」をテーマに、開発途上国の代表的な社会問題・取り組み事例、地域の社会課題を撮影した360度映像を紹介しました。学生たちは、「自分が解決したい問題」、「問題の原因」、「解決のために何をやるか」、「どのような成果があがれば成功か」という視点で考え、活発なディスカッションを行いました。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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