お知らせ
株式会社リコーは、2021年3月3日~5日に開催される「第12回[国際]二次電池展 ~バッテリー ジャパン~」(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)に、インクジェット技術を用いて自由な形状でリチウムイオン二次電池を製造する技術を展示します。
開発中のインクジェット印刷装置の外観イメージ
本製造技術では、リチウムイオン二次電池に用いられているほとんどの種類の電極材料のインク化に成功しているほか、安全性を付与するセラミック材料やセパレーターのインク化にも成功しています。インクジェット技術を用いて狙った場所に狙った塗布量をデジタル印刷することで、高品質かつ柔軟に形状や膜厚を調整することが可能となります。
これまでリコーは、研究開発において二次電池向けの材料と印刷装置の初期試作に取り組んできました。現在は、量産プロセスに適用可能なインクジェット印刷装置の試作機を開発しており、2021年夏頃から、サンプル部材の供給やお客様との試作が可能になります。今回の技術出展を機に、リチウムイオン電池製造に関わるお客様に提案を開始します。
また、将来的には、全固体電池の材料を印刷する技術の実現を目指していきます。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2020年3月期リコーグループ連結売上高は2兆85億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の“はたらく”をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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