お知らせ
6月24日(月)から30日(日)に米国コロラド州のコロラドスプリングスにて開催されるスポーツイベント「第97回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム*1(PPIHC)」に、リコー独自のインクジェット塗装技術を用いた車両装飾と、積層印刷による加工ラッピングを施したレーシングカーが参戦します。電気自動車クラスで参戦するレーシングチーム:SAMURAI SPEED*2のスポンサー企業としてリコーが技術提供したもので、同技術を用いたレーシングカーへの施工は世界で初めてとなります。
リコーは、本レースに参戦する車両に対し、リコーのグループ会社であるエルエーシー社の独自のインクジェット塗装技術を用いたオートボディプリンターおよびタイヤプリンターによる車両装飾と、UV硬化型インクジェットプリンターによる積層印刷技術を用いたディンプル形状*3の印刷によるルーフとボンネットのラッピングをします。
オートボディプリンターは、車のボディなど、様々な素材の凹凸、湾曲面へ直接プリントを施す画期的なシステムです。従来の印刷されたラッピングシートを貼り付ける施工方法に比べ安価であることに加え、軽量化が図れるため、レース自動車には非常に有用な装飾手段となっています。また、積層印刷では、UV硬化型インクの特徴であるインクの厚盛を応用してディンプル形状を表現し、これをラッピングシートに印刷したものをルーフとボンネットに貼り付けます。この積層印刷技術を使って、例えば空気抵抗を低減させるような形状の検討や検証が容易に行えます。
さらに、リコーはレース前々日の6月28日(金)に行われるファンフェスタにも出展し、DTG(Direct to Garment)プリンターを使ったTシャツプリント、360°カメラRICOH THETAで撮影したテスト走行動画のVR(仮想現実)体験、RICOH Handy Printerの体験イベントなど、リコーの技術に触れながら、お客様に楽しんでいただける展示をご用意しています。
参戦車両 SAMURAI SPEED NISSAN LEAF e+ Pikes Peak Challenger イメージ画像 ©SAMURAI SPEED
オートボディプリンターによる印刷
写真提供:SAMURAI SPEED
タイヤプリンターによる印刷
写真提供:SAMURAI SPEED
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
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