Skip to main content Skip to first level navigation
Breadcrumbs

Share

Main content

お知らせ

平成29年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰
超簡易型梱包輸送による回収OA機器のユニットリユース拡大が
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞受賞

2017年11月1日
リコーロジスティクス株式会社
リコーインダストリー株式会社
三愛ロジスティクス株式会社

リコーロジスティクス株式会社およびリコーインダストリー株式会社と、三愛ロジスティクス株式会社の3社が共同で取り組んだ「超簡易型梱包輸送による回収OA機器のユニットリユース拡大」が、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会が主催する「平成29年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」において、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞し、10月31日に授賞式が行われました。

この表彰は、発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再資源化(リサイクル)に取り組み、顕著な実績を挙げている個人・グループ・学校・事業所・地方公共団体等を表彰するものです。

    • 左から
    • 東京大学 名誉教授 木村文彦 審査委員長、
    • リコーロジスティクス株式会社 森本貴彦、
    • リコーロジスティクス株式会社 宮崎松市 部長、
    • 三愛ロジスティクス株式会社 関西リサイクルセンター 栗原保 センター長、
    • リデュース・リユース・リサイクル推進協議会 細田衛士 会長
  • 超簡易梱包輸送の概要 

リコーグループでは、回収された複写機を資源として有効活用するために、分解し、環境負荷が小さく経済的価値も大きいリユースを優先的に行い、リユースできないものは資源に戻すマテリアルリサイクルをしています。このたび、さらにリユースを加速するために、回収した複合機内部の部品ユニット(以下、回収ユニット)を、品質を損なうことなく低コストで運搬する超簡易型梱包方式輸送を開発しました。

日本全国で回収される複合機の約2割が集まる関西リサイクルセンターでは、梱包費・運送費などのコストがかかるため、リユースが可能な回収ユニットであっても、静岡県御殿場市のリユースセンター(リコー環境事業開発センター)へ運搬せず、マテリアルリサイクルしていました。新たに開発した超簡易型梱包方式輸送により、回収ユニットをリユースセンターに低コストかつ品質に問題なく運搬し、関西・四国地域の回収ユニットのリユースが可能となりました。

これにより、関西・四国地域だけでなく、より広範囲の地域から複合機が関西リサイクルセンターへ回収され、回収量は全国の約2割から約3割へと増加し、リユースする回収ユニット数の拡大も実現しました。

今回開発したユニットの超簡易型梱包方式輸送は、汎用の鉄かご、伸縮するパイプ、プラスチックダンボール、滑り止めシートを組み立てて制作するもので、回収機から抜き取ったユニットを緩衝材などは使わずにそのまま置く方式です。緩衝材・ダンボールなどによる運搬方式と比べても、品質上問題がないだけでなく、梱包・開梱する工数がほとんど無くなり、作業効率が大幅に向上しました。汎用部品を用いているため、制作が簡単です。また、鉄かごなどは物流拠点間を循環して再利用され、廃棄するものがありません。ダンボールによる梱包は、ユニットの種類によって大きさが異なる箱が必要になりますが、本方式では、形状の異なるユニットの混載が可能で、少量のユニットであっても、すぐにリユースセンターに輸送することができるメリットもあります。


| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています。(2017年3月期リコーグループ連結売上は2兆288億円)。

創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会にむけて積極的な取り組みを行っています。

EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。