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お知らせ

凹凸紙への転写性能を向上させたAC転写技術が日本画像学会「技術賞」を受賞

2014年6月12日
株式会社リコー

株式会社リコーが開発した「AC転写技術」が6月11日、日本画像学会(会長:半那純一東京工業大学教授)から平成25年度「技術賞」を受賞しました。
本技術は、商用印刷市場向け製品において、テクスチャ紙等、これまで高精細に印刷することが困難だった凹凸紙への転写性能向上を実現したものです。電子写真プロセスにおけるトナー転写に際して、交流電界(AC)を利用する技術は、従来から知られていましたが、放電限界付近の高い交流電界を利用するという困難な技術を科学的アプローチで実用化したことが高く評価されました。また、有効性の解析も十分に行われていることから、社会のニーズに照らしてインパクトの大きさも認められました。

画像:AC転写技術と従来技術(直流電界転写)

(a)AC転写技術(b)従来技術(直流電界転写)
凹凸のあるテクスチャ紙に印刷した場合のイメージサンプル(実験用プリンタで出力)

本技術を搭載した製品RICOH Pro C5110S/C5100Sは、その用紙対応力の高さから、プリントオンデマンド(POD)ビジネスの可能性をますます拡げることが期待されています。

日本画像学会技術賞について

日本画像学会技術賞は、独創性に富み、優れた実用性が実証された電子写真、ノンインパクトプリンティング(NIP)技術およびその周辺技術で、実用性が実証されているものに贈られます。対象となる技術は発表されてから1年以上3年未満を経過したものに限定されます。
なお、リコーは昨年度の「リライタブルレーザシステム」に引き続き、2年連続の技術賞受賞となります。

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| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2014年3月期リコーグループ連結売上は2兆1,956億円・国際会計基準)。
人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、下記をご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

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