お知らせ
リコー、ラグビー・トップリーグ公式戦にグリーン電力を活用 ~自然エネルギーを利用した3試合が、秩父宮ラグビー場で開催~
株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、今月末に開幕する「ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014」(主催:(財)日本ラグビーフットボール協会、以下:トップリーグ)の公式戦の内、リコー戦のナイター3試合において、「グリーン電力証書システム*1」を活用し、自然エネルギーで発電するグリーン電力で試合の電力を賄います。対象の試合は以下3試合です。
対戦チーム |
日 時 (キックオフ時間) |
試合会場 |
コカ・コーラウエスト |
2013年8月31日 (土) 17:00 |
東京・秩父宮ラグビー場 |
キヤノン |
2013年9月13日 (金) 19:00 |
東京・秩父宮ラグビー場 |
東芝 |
2013年9月27日 (金) 19:00 |
東京・秩父宮ラグビー場 |
これは、当社が購入している、日本自然エネルギー株式会社*2提供の「グリーン電力証書」を利用することにより、公式戦3試合のラグビー場での大型映像装置やナイター照明などに使用される電力約6,000kWh分 (1試合あたり約2,000kWh×3試合。2,000kWhは、一般家庭1世帯が約7ヵ月間に使用する電力量) をグリーン電力で賄ったとみなすものです。リコーは2010年に1試合、2012年には4試合、トップリーグ公式戦でグリーン電力を活用しております。
当社は、地球環境と人間社会の将来における「あるべき姿」を描き、環境負荷の小さな持続可能な社会の実現を目指しています。地球環境の保全は地球市民の使命と捉えて、環境保全と利益創出を同時に実現する「環境経営」を掲げ、「中長期環境負荷削減目標」のもと、全員参加で環境保全活動に取り組んでいます。
リコーが外部で使用する電力についても、環境負荷をできる限り減らすために、グリーン電力証書システムを活用しています。トップリーグの消費電力量の一部を、購入しているグリーン電力証書で賄うことにいたしました。
*1:グリーン電力証書システムとは
本システムでは、自然エネルギーにより発電された電気を「電気そのものの価値」と省エネルギー(化石燃料の節減)やCO2排出抑制といった「環境付加価値」との組み合わせと捉えます。証書発行事業者は、この「環境付加価値」分に価格を設定し、「グリーン電力証書」として販売します。証書の購入者は、自ら購入する電力と、「グリーン電力証書」を組み合わせることができます。これにより、購入者は自然エネルギーにより発電されたグリーン電力を使用しているとみなされるものです。
「グリーン電力証書」を購入する企業・自治体などが支払う費用は、証書発行事業者を通じて発電設備の維持・拡大などに利用されます。発電設備を持たなくても、証書発行を受けたグリーン電力相当量の自然エネルギーの普及に貢献できるため、地球温暖化防止につながる仕組みとして関心が高まっています。
*2:日本自然エネルギー株式会社
社 名:日本自然エネルギー株式会社
代表取締役社長:寺腰 優
所在地:〒141-0032 東京都品川区大崎5-1-11 住友生命五反田ビル11階
グリーン電力証書を持つ、株式会社リコー ラグビー部 小松大祐キャプテン
リコーラグビー部「ブラックラムズ」について
1953年創部。仕事とラグビーの両立を貫き、心・技・体を鍛え続け、社会、地域、社内に元気と勇気を提供しつづける株式会社リコーの企業スポーツチームです。1972年、1973年にラグビー日本選手権で2連覇、全国社会人大会では3度優勝しています。
2003年には、リコーラグビー部のシンボルである「ブラックジャージ」とチームエンブレムの「雄羊(Ram)」を合わせ、雄羊の気性とその姿から、勇猛果敢なファイティングスピリットを持つという意味を持たせ、「リコーブラックラムズ」というマスコットネームを採用しました。
リコーラグビー部の部員は、社員として地球環境保全活動に加え、チームとしても地域の子供たちにラグビー指導を行うなどの社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。ブラックラムズは、このような活動を、企業スポーツチームとしての重要な役割であると認識しています。