お知らせ
経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」に選定
株式会社リコーは、経済産業省が「多様な人材を活用して、イノベーションの創出、生産性向上等の成果を上げている企業」を『優れたダイバーシティ経営企業』として表彰する、「ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました。
「ダイバーシティ経営企業100選」は、様々な規模・業種の企業を対象とした「ダイバーシティ経営」への積極的な取り組みを『経済成長に貢献する経営力』として評価・選定されます。さらに選定企業をベストプラクティスとして広く発信することで、ダイバーシティ推進のすそ野を広げることを目的に、経済産業省が今年から取り組みを開始した事業です。今年は160を超える応募の中から43社が選ばれました。この事業は来年以降も継続され、累積で100社が表彰される予定です。
リコーが評価された主なポイントとしては、ひとつに「両立支援などの制度を導入しているだけではなく、キャリアリカバリー施策を早期に導入し、休業や短時間勤務が昇格・昇級等にマイナスにならない仕組みを構築し、評価制度にも結び付けているという点」があります。
また、二点目として、「女性が働き続けることが可能というだけでなく、さらに活躍できる機会や場を提供することで、女性活躍の質と量を向上させている点」が挙げられています。たとえば、マーケティング部門では、若手社員が海外駐在にチャレンジできる仕組みを導入したことで女性の海外駐在員が増えてきていること、また、CSRの側面でも、BOPビジネスにおいても、女性社員が参画し、女性視点を活かしながら現地女性の社会的自立を支援するビジネスモデルの展開に成果を上げていることなど、様々な視点での取り組みが評価されました。
リコーグループは、グローバル経営への加速に伴い、組織と個人がともに成長するために必要な経営戦略として、ダイバーシティ推進とワークライフ・マネジメントを同軸とした取り組みを進めています。社員一人ひとりの多様性を積極的に活かし、組織のパフォーマンスを高め、新しい価値を創出し続けようという「ダイバーシティ推進」と、効率的な働き方で生産性を向上させることで時間的・精神的ゆとりが生まれ、仕事と生活の双方が充実してより良いアウトプットの創出につながる「ワークライフ・マネジメント」を両軸で同時に推進することにより、より大きな相乗効果が得られるものと考えています。