リコー、福島県喜多方市に 複合機のリユースセンターを開設

２０１１年１１月２８日
株式会社リコー

株式会社リコー(代表取締役社長執行役員 近藤史朗)は、市場から回収された使用済みの複合機を再利用(リユース)機として市場で活用するために、必要な部品の交換などを行う「東北リユースセンター喜多方」を、福島県喜多方市に12月15日に開設いたします。本センターはリコーグループのサポート＆サービスを担当するリコーテクノシステムズ株式会社が運営に当ります。

今回開設するリユースセンターは、東日本大震災の被災地で事業の再開を目指す地元企業への支援の一環として、使用済み複合機をリユース機としてご利用いただくために、一定の品質基準を満たすように部品交換などの整備をする拠点です。同センターで整備したリユース機は、震災によって複合機が使用不能になった当社のお客様に、リコージャパン株式会社を通じて無償で貸し出し(保守料金や消耗品代はご負担いただきます)いたします。

リコーグループは、東北地方に4つの工場や販売・サービス拠点、研究拠点を有し、東北には深いご縁があります。私たち自身も震災で少なからぬ影響を受けておりますが、事業を通して被災地域の復興支援を継続したいと考え、リユースセンターを喜多方市に開設することを決定いたしました。

なお、本リユースセンターは、福島県緊急雇用創出事業(震災対応事業)として設立するため、新規雇用は被災者の方を優先いたしております。また、喜多方市東日本大震災被災等企業立地支援事業として、同市と立地支援協定を締結し、センターの改修費や賃借料への助成などの支援をいただいて実現したものです。リコーグループは、東北リユースセンター喜多方の開設と、そこで整備されたリユース機を無償貸し出しするプログラムを通じて、被災地の一日も早い本格的復興を支援していきます。

＜リユースセンターの概要＞

名　称	：	東北リユースセンター喜多方
所在地	：	福島県喜多方市豊川町高堂太字免田1060-1
施設の規模	：	鉄骨造2階建、敷地面積 1,928.05m2、延床面積 1,357m2
業務開始日	：	2011年12月15日 (木曜日)
従業員数	：	(新規採用者を含め)20名程度
業務内容	：	使用済み複合機の整備・再生処理
運営主体	：	リコーテクノシステムズ株式会社