リコーエスポアール株式会社

「三愛精神」に基づいた“愛”と“希望”にあふれた会社づくりをめざします。

リコーエスポアール株式会社は、株式会社リコーの特例子会社として、身体障害者、知的障害者の雇用拡大を目指して1994年に設立されました。
リコーには設立以来、“人を愛し、国を愛し、勤めを愛す”―三愛精神―が脈々と息づいており、リコーエスポアールは「三愛精神」のひとつとして具現化されたものです。
障がいのある人の職場定着の重要な施策として、人的サポートとともに、作業環境の整備に積極的に取り組んできましたが、そのひとつの成果として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構主催の「障害者の雇用促進のための職場改善コンテスト」（1996年）において“コロ・ブレード自動包装機の排出装置等の改善”により優秀賞を受賞することができました。
ここ数年ではアビリンピックに出場し、2018年度神奈川県金賞、2019年度全国大会出場（製品パッケージ部門）する等、社員の職業訓練の成果には目を見張るものがあります。
今後も将来に向けて、障がいを持つ人たち一人ひとりが仕事を通じて自己実現を果たせる場となるように、豊かなフィールドを切り開いてまいります。

社長挨拶

誰もが「生きがい」を得るために
障がいの有無にかかわらず、誰もが仕事を通じて社会参加し、「生きがい」を得ることがノーマライゼーションの理念であり、リコーグループの「三愛精神」の実現でもあります。
これまでリコーグループは、障がい者の雇用拡大と環境改善に積極的に取り組んでまいりましたが、多くの配慮を必要とする知的障がい者や重度身体障がい者が、働く意欲を持ち続け自らの能力を十分に発揮し続けるためには、より充足した職場環境が必要であり、それを提供しサポートすることは企業の社会的使命であると考えます。
リコーエスポアールはこれらの考えを具現化したものであり、今後も社会に広く貢献できる障がい者視点の企業活動を展開してまいります。
関係機関や地域の行政・支援機関、社員のご家族の皆様と連携を図り、指導員・スタッフ含めここに働く一人ひとりが、「はたらくに歓び」を感じながら心身ともに豊かな社会生活を営めるよう、これからも一歩一歩着実に前進していく所存です。
また、障がい者が働く特別な会社ではなく、障がい者が普通に働く普通の会社を目指していきたいとも考えております。

代表取締役社長　小林定吉

会社概要

（2025年8月1日現在）

社名	リコーエスポアール株式会社
説立	1994年4月22日（1994年5月24日特例子会社認定）
資本金	2,000万円
株主構成	㈱リコー 100％
代表者	代表取締役社長小林定吉（こばやしさだよし）
従業員数	70名（内、障がい社員54名）
売上高	175百万円（2025年3月期）
事業所	厚木事業所（本社）、海老名事業所、御殿場事業所
事業内容	アフターサービス用部品の包装・梱包（厚木事業所／御殿場事業所）部品の組立（厚木事業所）回収トナーボトルの開梱・仕分け、リサイクル部品の洗浄（御殿場事業所）廃棄物の分別・分解、機密文書の回収、郵便物等の集配、清掃、実験器具の洗浄、改定文書の差し替え（海老名事業所）
休日・休暇	週休2日制（土曜・日曜）、祝日、年末年始・夏季休暇、年次有給休暇、慶弔休暇など
福利厚生	退職金共済

沿革

1994年	リコーエスポアール設立（海老名市さがみ野）、アフターサービス用部品の包装・梱包業務開始
2004年	部品のリサイクル業務開始
2008年	リサイクルベアリング／転写ユニットサブ組立業務開始
2012年	厚木事業所へ移転
2013年	廃棄物・機密文書関連業務開始（海老名事業所での事業開始）
2016年	郵便物・作業着クリーニングの集配、および清掃業務開始（海老名事業所）現像ユニットの梱包業務開始（御殿場事業所での事業開始）
2018年	リサイクル部品の洗浄業務開始（御殿場事業所）実験器具の洗浄業務開始（海老名事業所）
2019年	廃トナーボトルの組立業務開始（厚木事業所）
2020年	回収トナーボトルの開梱・仕分け業務開始（御殿場事業所） JIS規格改定書の差し替え業務開始（海老名事業所）

決算公告

2024年度	第31期決算公告
2023年度	第30期決算公告
2022年度	第29期決算公告
2021年度	第28期決算公告
2020年度	第27期決算公告
2019年度	第26期決算公告