環境ラベルとは、製品やサービスがどのように環境負荷低減に資するかを示したマークのことです。ISO(国際標準化機構)では、環境ラベルを以下の3つのタイプに分けて制定しています。リコーはこれらの環境ラベルを積極的に取得し、地球環境の保全に貢献していきます。
製品ごとの環境ラベル取得情報については以下のページからご確認ください。
第三者機関が環境配慮型製品の判定基準を制定し、認証を行なうもので、製品の設計時からお客様の使用、廃棄に至るまでの「省エネルギー性」「省資源性」「お客様の健康や安全性」等が総合的に評価され、優位性を持った製品に与えられる環境ラベルです。認証された製品には、ラベルを貼付することができ、基準を満たした製品であることが一目で分かります。
リコーはタイプI環境ラベルを積極的に取得しています。
エコマーク(日本)
Blue Angel(ドイツ)
EcoLogo Program(カナダ)
Thai Green Label(タイ)
Green Mark(台湾)
Singapore Green Label(シンガポール)
EPEAT(the US)
企業が独自に設定する環境ラベルであり、第三者機関による認証は不要です。リコーグループは、部品の再使用率に関する自社基準を設定しています。
製品やサービスの環境負荷を定量的に表示するためのラベルで、国際規格としてはISO14025にて規定されています。リコーは製品を構成する部品等に関する様々なデータを収集するシステムを構築し、ISO14025に準拠した環境ラベルの国内制度である「エコリーフ環境ラベル」のシステム認定を受けて製品のライフサイクル全体の環境影響を評価しています。これによりリコー製品のどの部分が環境に対しどのような影響を与えているかを定量的に把握し、影響を低減させるための効果的な方法を考え、実施しています。
また、製品やサービスのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガス排出量を表示する制度であるカーボンフットプリント(CFP)プログラムにも参加し、温室効果ガス排出量の「見える化」にも取り組んでいます。
エコリーフ環境ラベル
CFPプログラム
上記のタイプI~III環境ラベルに加え、各国が推奨する省エネルギー製品認定制度における認証取得にも積極的に取り組んでいます。オフィス機器の省エネルギー化を推進する国際エネルギースタープログラムにおいては、2022 年度に発売した製品を含む画像機器の 94% がエネルギースター認証を取得し、脱炭素に貢献しています。
国際エネルギースタープログラム