今年は山の会創設から50周年。海老名にテクノロジーセンターができ、山の会の主だったメンバーが大森事業所から海老名に異動になったこともあり、「50周年記念として海老名から見える山に50名集めて山行しよう!」と言う提案がされ、大山ハイクが計画されることとなった。
今回はテクノロジーセンターの総務センターの協力により、バスを用意して頂いての山行となり、感謝である。
11月27日(日) 晴れ
行程:ヤビツ峠 10:25 -> 大山・山頂 12:00/13:00 -> 見晴台 14:20/14:45 -> 下社 15:20
今朝は天気も良く、暖かくなりそうだ。
参加予定は56名であったが、体調不良の為欠席との連絡をもらった方が数名あり、最終的には49名での山行となった。
9:10予定より多少遅れたが、テクノロジーセンターを2台のバスに分乗して出発。本日の出発点のヤビツ峠に向かう。
10:10ヤビツ峠着。
2回目の下見の際は、ヤビツ峠に上る道が渋滞して海老名からヤビツ峠まで1時間半以上かかってしまったので遅れを心配したが、今日は順調、既に秦野9:20のバスのお客さんも居なく、峠は静かであった。
トイレ、ストレッチを終え、10:25予定より少し早くヤビツ峠を出発。
4パーティーに別れ、各パーティーの前後に部員が入る体制で1班から順次出発する。
今回の最年少は5歳。1回目の下見に参加できなかった私は、5歳の娘を連れて会の下見の次の日に同じルートを歩いたが、その際はハイカーが多く道を譲りながらゆっくり歩き、山頂には2Hかかって到着した。今回は1.5Hペースで到着したいが、どうだろうか?
安全第一、ゆったりとした一定ペース、早めの休憩、小さな子供もいるので、注意、注意.....
予定では1回目の休憩は1H歩いた辺りにあるベンチにするつもりでいたが、30分歩いた辺りにあるベンチで休憩をとり、暑い人に服の調整を促し、水分をとってもらう。
喉が渇いていないと水分をとらない人が多いが、知らぬ間に汗をかいているので、休憩の度に少量でも良いので水分補給を行ってもらうように心がける。
山頂との中間点で2度目の休憩。下見の際には相模湾を望むことができた地点であるが、今日は暖かいせいか水蒸気が多く、景色がぼやけている。
そう言えば、R246の善波トンネルを抜けると、いつもなら正面に富士山が見えるが、今日は富士山は見えなかったっけ....
「熊さんあとどのくらい?」「あと40分くらいかな?」
「熊さんあとどのくらい?」「あと40分くらいかな?」
「さっきと時間がかわらないよ!」「......」
私のすぐ後ろを歩く女の子に、出発前に「熊さん」と言うあだ名を付けてもらった。
時間を気にしだすと言うことは、ちょっと疲れてきたのかな? なんとか山頂までは頑張ってもらわなければ....
下社との分岐点手前、ここからの富士山は格別であったが、今日はやはり見えない。
「あの辺りに富士山が見えるはずなので、今日は心の目で見て下さい!」
12:00ほぼ予定通りの時刻に山頂到着。山頂は人でごった返している。
予定通りテクノロジーセンターが望める1段下の場所へと移動する。
甲谷さんが先回りしてシートを敷いておいてくれた。感謝。
「出発は13時ですので、遅れないように集まって下さい!」
コンロを出してラーメンを作る人、お茶を沸かす人、上社にお参りに行く人、残念ながら景色がぼやっとしていて、厚木事業所の給水塔、テクノロジーセンターの建物を特定することができない。
下見の時は、東京湾、房総半島、相模湾、大島がくっきり見え、最高の景色でしたが、こればかりは仕方が無い。
13時。山頂での集合写真をとって下山を開始する。
ここからが問題かな? 見晴台への下りは階段が多く、急なところもある。私の娘は山頂まで登りきったものの、お尻をズリズリさせて下っていたので、背負子に背負って見晴台まで下ってしまった。なるべくゆっくり下らないと、参加者が嫌になってしまうのでスピードには注意。注意。
14:20見晴台到着。ここまで来れば一安心。ちょうど良いことにベンチが殆ど空いている。
ゆっくり休憩し、2度目の集合写真を撮る。
14:45出発。あとはのんびり下社に下るだけである。
下社に着けば、「ダンゴ屋があるよ!」「何ダンゴ?」「焼きダンゴ!」「私はタレがついたのが好きなんだけど!」「味噌タレついているよ!」
私のすぐ後ろを歩く女の子と団子屋の話をしている内に、登山道は終了し、大山川の滝の下まで来てしまった。あとは下社への階段を上るだけである。
階段脇のもみじが真っ赤に染まっている。
15:15下社到着。近藤さんの挨拶のあと、参加賞を配って解散。
天気が良く、事故もなく、皆さん元気に歩いてくれたことに感謝。感謝。
記録:澤田
写真:甲谷