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2024年4月29日 乗鞍岳

参加者:L澤田・月岡

今年は春山バスを利用して乗鞍岳に行くことにしたが、なぜかGW初日からの運行予定になっていない。
調整中のようなので恐らく27日からの運行になるだろうと思うが、他の予定もあって結局29日に行くことになった。
GW
に入り三本滝レストハウスのウエブカメラを見ていたが、日に日にかもしかゲレンデの雪が無くなって行く、これでは昨年同様板を担いで歩いて下山になりそうである。

429() 晴れ

位ヶ原山荘9:20―位ヶ原10:30―蚕玉岳12:20―乗鞍岳山頂12:40―蚕玉岳12:55/13:35―ツアーコース終点14:00―ツアーコース開始点14:30―三本滝バス停15:00

夜中に三本滝レストハウスの駐車場に着いたが駐車場はガラガラ、流石に3連休最終日だなぁと思ってしまう。
駐車場は朝になってもまだ空いていた。

予定通り8:45のバスに乗って位ヶ原山荘に向かう。
今日はバスが5台、と言っても5台目のバスは乗務員訓練のバスで乗客はいないし、新島々から来たバスは後ろの方は乗客がいないので、4台弱くらいの乗客のようである。

雪の無いかもしかゲレンデ アルピコは1台だけ さて行きますか まずはここから

 山荘から少し行ったところで板をつけて登り始める。

まずは位ヶ原に出ればしばらくは楽な斜面になる。
今日は暖かく斜面はザラメ状で登り易い。

位ヶ原を登る 乗鞍岳山頂を見ながら進む 位ヶ原で休憩

位ヶ原に出ると乗鞍岳の全貌が見えて来る。

小休止を済ませ稜線へと向かう。
稜線下のハイマツ帯は既に雪が減って来ていて上部まで雪が繋がっているもののあと数日もしたら通れなくなりそうな状態であった。
ハイマツを過ぎた辺りで念のためスキーアイゼンを付けて最後の斜面を登りだす。
結果的に言うと今日はスキーアイゼン不要で、シールだけで登れる状態だった。

頑張りますか 早いよ あとはこの斜面だけ お待たせしました

バスで来たので山頂にお参りに行くことにし、山頂小屋手前で板をデポして歩いて山頂に向かう。

午後からの天気が心配だったが、風は強くなく、曇って来て涼しいし、歩くにはちょうど良い。
山頂からは御岳山が見えているが、少し雲を被っている。

板をデポした地点に戻ってきて、コーヒーを沸かして昼食をとる。
暖かいし風も弱いのでノンビリと休憩を取ることができた。

 

山頂到着 のんびり休憩

さて下山。

山頂直下の斜面に入ったが、例年のようなクラスト斜面では無くザラメ状で重たい。
この先が思いやられるなぁと思いながら山頂直下の斜面が終わり位ヶ原に戻って来る。

滑り難い ひゃっほー やっとここまで 快適そう

ツアーコース入口(終点)を見つけ、ツアーコースに入ったが雪の重さに苦戦する。

昨年5/4に来た際は②看板地点のブッシュが出ていて何とか苦戦しながら乗り切ったが、今年はまだ滑り降りることが出来たので雪は少しだけ多いのかもしれない。
ツアーコース入口の急斜面上部に着いたが普通に下りるほど雪がなく、左端の林側に板の幅くらいの雪面がありズリズリと横滑りをしながら高度を下げる。
去年はここから板を背負って下山したが、それよりは雪があるようである。
急斜面をなんとか下り、雪を繋いでいつものゲレンデ上部まで滑って下りてこれたが、例年だとこの先も雪を拾いながら三本滝レストハウスまで行けるが、今日はここまでのようである。
潔く諦めてザックに板を付け、急斜面を歩くのは危ないので初心者コースを回って道路に出る。
レストハウス前のゲレンデも全く雪がなく、そのまま板を背負って下ったが、裾はドロドロになってしまうし、歩きは辛いし、来年は雪がある内に来たいなぁと思いながら帰路に着く。

ツアーコースに入ったところで足がいっぱい ツアーコース入口の急斜面をズリズリ下りる 今日はここまで 歩くしか無い あとはレストハウス前のゲレンデだけ レストハウス前のゲレンデは雪無し

記録:澤田

写真:月岡・澤田