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両面同時カラー読み取り技術

新開発の小型裏面読取モジュールは、製品の大きさは従来同等で、表裏画質差の無い、高速なカラー読み取りを実現しています。

両面同時読み取りで生産性の向上

環境意識の向上と共に、世の中の動向として、紙の使用量を半減する両面印刷の原稿が増加しています。また、カラー原稿の増加に伴い、カラーで高速に原稿を読み取るニーズが高まっています。

本技術は、複合機のスキャナーで両面原稿をカラーで高速に読み取るための技術です。従来の自動原稿送り装置ADF(Auto Document Feeder)では読取部が1つしかないため、表面を読み取った後に、原稿を機械的に反転させて裏面を読み取っていました。このため、原稿の読み取りに時間が掛かっていました。

リコーが開発した小型で高速な密着イメージセンサー(CIS: Contact Image Sensor)を裏面読取部(第2読取部)としてADFに搭載することで、一度の原稿搬送で表面と裏面を同時に読み取ることが可能となりました。これにより、読み取りの生産性を大幅に向上することができます。また、大切なオリジナル原稿の保護や動作音の低減にもつながります。

密着センサー方式で小型・薄型化を実現

製品の大きさを従来製品同等とするために、裏面読み取りデバイスとして、小型化が可能なCISを搭載しました。下図のように表面は第1読取部で読み取られ、裏面はオリジナル原稿の搬送の下流に配置された第2読取部のセンサーで読み取られます。

原稿読取部機構の図
図1:原稿読取部機構図

CISは図2のように、光源、レンズ、イメージセンサーが一体化して原稿に密着していることから「密着センサー方式」とも呼ばれています。原稿からイメージセンサーまでの結像距離が非常に短いため、読取部の小型化、薄型化が可能な方式です。

Figure 2: Parts of a CIS
図2:CIS構成部品図

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読み取り画質差の補正技術

CISは図3のように小さなイメージセンサーを複数並べた構成になっています。

イメージセンサー配置図
図3:イメージセンサー配置図

その構造上、イメージセンサー毎に色特性が異なることや、イメージセンサー間には隙間が生じ、画素が欠落するといった課題がありました。そこで、新たに、欠落画素を周囲画素から補間する画像補正技術、表裏の色の差を補正する色補正技術という画像処理技術を開発し、LSI に搭載しました(図4)。これにより異なる読み取り方式を採用しているにもかかわらず、表面、裏面で同等の画質を得ることを可能としました。

画像処理LSI写真
図4:画像処理LSI写真