ニュースリリース
インターネットFAX機能の拡張が可能なレーザーファクシミリ「リファクス ML4500」を新発売
株式会社リコー(社長:桜井正光)は、A3判送受信・スーパーG3に対応した普通紙レーザーファクシミリの新製品として、インターネットFAX機能の拡張が可能な「リファクス ML4500」を開発し、新発売いたします。
製品名 |
リファクス ML4500 |
標準価格 |
59万8千円 |
発売日 |
1999年10月21日 |
月販台数 |
1,500台 |
*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
リコーでは、インターネットFAX機能を拡張したモデルを「リファクス ML4500 IP-LINK(アイピーリンク)」として拡販してまいります。※IP:Internet Protocol
1.インターネットFAXとして利用できます。(オプション)
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(1) インターネットを利用してファクス通信することで通信コストの削減が可能
- ●IETF及びITU-Tの国際標準規格に準拠したインターネットFAXとして使用することが可能。インターネットFAX拡張のためのオプションには、LAN直結型の「LANボードユニット タイプ2」と、ダイヤルアップ型の「ISDN DUユニット タイプ1」の2種類を用意。お客様の環境に応じて選択することが可能。
- ●インターネットを利用した通信をすることで通信コストの削減が可能。例えば既存の電子メール網を利用することで、現状の電子メール網の固定費だけでファクス通信が可能。国際通信などでは特に大幅なコストの削減を実現。
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(2) 電子メールを利用してパソコンへの通信が可能
- ●「リファクス ML4500」本体の操作部からE-mailアドレスを直接入力することで、紙原稿を、ファクス送信したい相手のパソコンに、電子メールの添付ファイルとして送信することが可能。
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(3) 受信ファクスをメールの添付文書として自動配信することでペーパーレスを実現
- ●送信元がファクス番号にFコードを付加してファクスを送信することにより、「ML4500」を中継して、ネットワーク上のパソコンにメールとして自動配信することが可能。ペーパーレスを実現。
2.パソコンから直接ファクスを送信する「PC FAX」が可能です。(オプション)
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- ●「LANボードユニット タイプ2」もしくは「PC FAXユニット タイプ1」を装着することで、パソコンから「ML4500」のファクスモデムを利用したPC FAX送信が可能。
- ●パソコンで作成した原稿を、パソコンからの指示で直接相手先のファクスに送信できるため、プリントアウトやファクシミリまで持って行く手間とコストを削減。
- ●「LANボードユニット」の場合、ネットワーク上のパソコンからPC FAX送信が可能。
3.A3等倍送受信機ながらウィングレス設計による省スペースを実現しました。
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- ●A3等倍送受信機ながら、原稿トレイや受信トレイを本体の上部に配置したウィングレス設計を採用することで省スペースを実現。
- ●オプションの「ロール紙給紙ユニット」の装着により、最大A3幅までのロール紙による受信が可能。図面や版下、伝票など、長尺や短尺の不定形なサイズの受信でも、それぞれの大きさにあわせて受信紙をカットすることが可能。用紙の無駄を削減。
4.JBIG2秒台電送やマルチポート(同時2通信)により、効率的な通信を実現します。
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- ●標準のスーパーG3による3秒電送※1に加え、オプションの装着により、JBIG圧縮方式による高速2秒台電送※2を実現。
- ●オプションの「マルチポートユニット タイプ4」の装着により、加入回線2本を接続できるため、スーパーG3の2回線同時通信が可能。「INS G4ユニットタイプ6」を装着した場合は、標準のスーパーG3+G4の2回線同時通信を実現。
- ※1 リコー標準原稿(8×3.85本/?:画像情報のみ)を、スーパーG3FAX(28.8kbps以上) と通信した場合
- ※2 28.8kbps以上の通信速度でJBIG通信時
5.国際エネルギースタープログラムの基準に適合した省エネルギー設計です。
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- ●本体が5分間使用されない時、または省エネボタンを押した時は、省エネモードに切り換わり消費電力を節約。省エネ待機モードの消費電力は業界最小レベルの2W。
*このニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
リファクス ML4500