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ニュースリリース

リコー、北米の感熱紙生産ラインを増強

~需要増加に対応、中南米市場への事業展開を加速~

2013年6月5日
株式会社リコー

  株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、北米市場での需要増加に対応すると共に、中南米市場の新たな開拓に向けて、高付加価値用途の感熱紙の生産ラインを増強しました。約50億円を投資して米国にある生産子会社であるRicoh Electronics, Inc.(REI)ジョージア工場内に新たにサーマル施設を増築し、米国での年間生産能力を大幅(従来比約2倍)に拡大します。

  リコーでは、食品POS、宅配、医療用、航空会社のバッゲージタグのバーコードなどを主用途とする耐久性のある高付加価値の感熱紙を開発・生産・販売しており、世界の多くの地域において高いシェアを獲得しています。これは、感熱紙ファクス等で長年培ってきた技術力を基に、感度の高さ(低エネルギーで発色)と耐久性を両立させる高度な技術に裏付けられているものです。米国での同事業は1985年にスタートし、2012年度には狙いとする市場でのシェアは50%を超え、着実に実績を伸ばしてきました。

  これまでは、感熱紙そのもの(フェース)と剥離紙生産および最終製品への加工(粘着加工、スリット加工)をREIのカリフォルニア工場とジョージア工場で分担しておりましたが、今回の生産ライン増強に併せて、一連の工程をジョージア工場に集約し一貫生産を行います。これにより、効率的かつ大幅な増産が可能となります。現在、一部日本などからの輸入で対応している感熱紙が、すべて北米国内で生産できるようになり、既存の市場に対して安定的な製品供給と、より早い顧客対応を可能とします。さらに、今後市場の拡大が見込まれる中南米市場でも、北米を橋頭堡として顧客密着の生産・販売体制を確立し、事業展開を加速させていきます。

<増強生産設備の概要>

所在地 Ricoh Electronics, Inc. ジョージア工場内
1125 Hurricane Shoals Road, Lawrenceville, GA 30043
投資額 約50億円
生産能力 年間5億m2
生産開始 2013年6月3日

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| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2013年3月期リコーグループ連結売上は1兆9,244億円)。
人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。 想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。

より詳しい情報は、下記をご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

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