コピーの不思議Q&A|Ricoh Japan


コピーの不思議Q&A


「不思議だなぁ...」と思うことが、科学する心の第一歩です。みんなが毎日便利に使っている機械の内側には、そんな不思議の秘密がぎっしり詰まっています。「キッズのためのQ&A」では、タカハシ博士とコーラ隊長が、皆さんから寄せられたコピー機、プリンター、ファックスについての質問にお答えします。なぜだろう?不思議だなぁ!と思ったら、ここをクリックしてメールで質問を送ってください。


静電気、光、その他に関する質問静電気、光、その他に関する質問

上野拓哉くんからの質問:

「家でプリズムの実験をしたのですが、スリットとはどんなものでしょうか?
細い隙間とはなんですか?」

質問は、テキストの3ページにある「プリズムを使った光の分解実験」のところに書いてある、スリット(細い隙間)のことですね。 説明が足りなくて申し訳ありませんね。

スリットとは、光の通る幅を制限するために設けた細い隙間(すきま)のことです。

たとえば下の図は、黒い紙に、横10mm、縦2mmくらいの長方形の穴をあけた図です。 このような細い隙間(もしくは穴)のことをスリットといいます。このように細い隙間(穴)を作り、そこから右のように光を通します。

黒い紙に、細い隙間(スリット)を作り、そこから光を通します

たとえば、このようなスリットを設けた黒い紙をガラス窓に貼り、他の部分を布などで覆って室内を暗くすると、太陽の光がスリットの幅で、室内に入ってくる様子がよく見えるようになります。

ちなみに、太陽の光のように「平行な光」ほど、スリットの幅に近い幅で光が入ってきますよ。 試してみてください。

太陽の光のように「平行な光」ほど、スリットの幅に近い幅で光が入ってきます