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時間と場所にとらわれず、自分らしい働き方を選べる
「リコーの働き方変革」と「ワークライフ・マネジメント」

2018年からリコーは、リモートワークの拡充(在宅勤務・サテライトオフィス勤務)、サテコラ※導入、ショートワークの導入(短時間勤務、短日数勤務)など、誰もが一人ひとりにあった柔軟な働き方ができるように制度を大きく改定しました。※サテコラ:サテライトオフィス機能と部門を越えたコラボレーションを創出するスペースとして、全てのリコーグループ社員が使える新たなスペースで、カフェも併設されている

これまでも、フリーアドレスやフレックスタイム制度など、より効率的で生産性の高い働き方を指向してきましたが、リコーでは、仕事の充実が生活の充実に繋がり、生活の充実が仕事の充実に繋がり高まっていくという相互の好循環が、働きがい、生きがいを一層高めていくと考えています。 ワークライフ・マネジメント、つまり効率的で生産性の高い働き方、育児・介護・治療などの個々の事情と両立する働き方、目指すキャリア・価値観に合わせた働き方を一人ひとりが選択し、ワーク&ライフを更に充実させていくように、これからも私たちは、勤務間インターバル制度※、社内副業などの働き方変革を引き続き進めていきます。※勤務間インターバル制度: 勤務終了後、一定時間以上の「休息時間」を確保することで、働く人の生活時間や睡眠時間を確保する制度

ダイバーシティ推進をイノベーションに繋げる

リコーでは育児・介護休業法の施行より前に、育児休業と短時間勤務制度を導入するなど、先駆けてダイバーシティへの取り組みを進めてきた結果、現在では女性の育休取得率は100%。男性の取得率も96.6%まで上昇し、日本政府の2020年の目標である13%をすでに大きく上回っています。また、その取り組みは「ダイバーシティ経営企業100選」「イクメン企業アワード特別奨励賞」「プラチナくるみん認定」「えるぼし企業認定」「均等・両立推進企業表彰 ファミリー・フレンドリー企業部門 厚生労働大臣優良賞」「リモートワーク先駆者百選」など高く評価いただいています。 そのようなことからリコーでは、女性活躍の第一段階である、「ライフイベントに合わせて働きやすい環境」は整ってきたと言えます。しかしながら、次のステップ「本来の力を発揮しやすい環境」や「多様な個が相互に刺激しあい、多くのアイデアを創出し新たな価値を創造する」レベルにはまだ課題があるとの認識でいます。
ここを更に進めていくためには、一人ひとりに合ったキャリア・育成を進めていくことなどの女性の活躍を推進しながらも、その他の多様性、例えば年齢、国籍、人種、思想、信条、性的指向・性自認、障がい等の違いに関わらず、よりフラットに議論しケミカルな変化を起こしていく環境を作っていくことも同時並行で進めていく必要があると考えています。
ですから、現在学生の皆さんには、学生時代はもとより入社後にも自分が所属する学校や会社の内外で様々な経験をし、異なった価値観と触れ合い、多くの議論・協働をしていただくことを期待しています。私たちはそんな皆さんと、仲間として相互に刺激し合う創造的な関係を築いていければと思っています。※内容、部署は取材当時のものです。

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