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お知らせ

「令和元年度製品安全対策優良企業表彰」技術総括・保安審議官賞を受賞

2019年11月26日
株式会社リコー

株式会社リコーは、経済産業省が主催する「令和元年度製品安全対策優良企業表彰」の大企業製造・輸入事業者部門において、昨年に引き続き、技術総括・保安審議官賞を受賞し、11月22日、東京都内で表彰式が行われました。

本表彰は、経済産業省が、企業の製品安全に対する意識の向上や、企業の枠を越えて、製品安全という重要な価値を共有する「製品安全文化」の定着を図り、社会全体で製品の安全が守られる社会の実現を目的として、平成19年度から実施しているものです。製品安全に積極的に取り組む民間企業を「製品安全対策優良企業」として表彰します。

左から)経済産業省 技術総括・保安審議官 小澤典明氏、株式会社リコー 品質技術本部 安全・環境センター所長 中村聖二

受賞の評価ポイントは以下の通りです。

2019 製品安全対策優良企業表彰 経済産業省
  • 製品安全技術開発の推進

    継続して安全な製品を開発・設計していくために、電子・電気部品の発火メカニズム・条件の定量化とデザインルールへの落とし込みなど、試験・評価手法等の技術開発を行い、検証実験等で得られた結果を技術ナレッジ化するとともに、安全率を加味したデザインルールの策定を進めている。また、製品事故等の発生時における迅速かつ正確な対応実現のための事故原因、事故発生メカニズム究明に向けた各種分析・解析手法や再現・検証実験等の手法を開発し、これらの技術を安全な製品の開発・設計段階にも活かしている。

  • リスクアセスメントの取り組みの強化

    設計部門と製品の安全管理部門が連携して想定外リスクの抽出に向けた活動を強化している。公開情報による事故データ、他の分野の安全基準等を参考にしながら、自社内で保有する2,236件のナレッジ(教訓、注意点)を加味しリスクアセスメントを実施している。また、リスクアセスメントの活動を通して関連部門での連携強化も図られている。

  • 製品事故・不具合等の事象に対するグローバルでの対応

    同社製品、サービスがグローバルに展開していることもあり、事故報告やリコール対応に関してワールドワイドに、迅速かつ抜け漏れなく対応するために、対応ガイドを設定している。また、海外における同社ディーラーからの製品事故・不具合情報を収集するための仕組みを強化するとともに、製品事故・不具合発生時等の対応についてe-learning(インターネット等を用いた学習形態)で周知している(現地の言語に対応)。


| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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