Skip to main content Skip to first level navigation
Breadcrumbs

Share

Main content

環境コミュニケーション:ステークホルダーとの環境コミュニケーション -環境教育・啓発-

地球市民としての自覚をもち、自ら環境経営を推進できるよう社員の育成に取り組んでいます。

全員参加の環境経営を実りあるものにするには、トップの意思表示や各部門での積極的な活動はもちろん、一人ひとりが自らの業務で環境経営を実践していける社員の育成も重要です。
環境経営は企業としての活動ですが、実際は社員一人ひとりが行っている活動だからです。
リコーグループには、全世界で10万人を超える社員がいます。社員の意識のもち方によって、同じ活動でも、その成果は大きく異なってきます。
「地球市民」「リコーグループの社員」「環境経営推進のスペシャリスト」そして、「環境経営の実践をより広く働きかけることのできる人」として、社員が成長していくための教育・啓発活動を行っています。

NEW
~社員の意識啓蒙~
ECO検定の推進

  • 日本/リコーグループ

画像:エコピープル累計

リコーは「環境保全」と「利益創出」の同時実現をする「環境経営」に取り組んでおります。長期的な視点に立ってビジョンを描いて設定している高い目標を達成するためには、「意識改革」「知識習得」「実践」を通した環境人材の育成が必要と考えております。2014年から、地球環境問題に関する知識を体系的に学び、それぞれの業務・事業に活かす事を目的に「eco検定」の受験を推進していております。
受験対象者は、「企画」「マーケティング」「設計」「調達」「生産」「販売・サービス」「新規ビジネス開発」「サステナビリティ(環境・CSR)」の バリューチェーンでの事業部門及び担当関連会社の社員です。公式テキスト代・受験料を会社で支援し、外部講師による効果的な勉強の仕方のセミナーも毎回実施しております。
リコーグループ合計では2014年~2016年の間に987名のエコピープル(eco検定合格者)が誕生しました。各回の合格率は毎回約90%と高いレベルを維持しております。また、(株)リコーは「eco検定企業別受験者数ランキング2015」で全国2位でした。

「エコピープル」へのフォロー教育として、環境担当役員が社員と直接対話する「エコピープル懇談会」を開催しています。銀座本社を始め、大森、海老名、新横浜、沼津等で開催し、COP21など世界の環境に関する最新の潮流を伝え、社員が抱いている疑問、提案について議論する場となっております。
「環境に優しい商品を作り、お客様にお届けする」という全社コンセプトを、社員個々の環境意識、知識の高まりがドライブをかけております。それぞれの部門での職務において、環境視点での顧客価値向上に努めるようになりました。

このような活動が評価され、「環境 人づくり大賞2016」で「優秀賞」を受賞致しました。

画像:エコピープル懇談会風景
エコピープル懇談会風景

社員向け環境教育の実施

  • グローバル/リコーグループ
e-ラーニングの画面例e-ラーニングの画面例

リコーでは、社員の環境教育に社内LANを活用したe-ラーニングを実施しています。コンテンツは「地球環境保全における企業の使命」と「各部門の環境経営活動事例」で構成され、すべての社員が日々の業務の中に環境経営の視点を取り入れることができるよう、活動事例を数多く盛り込んでいます。2010年度は、これまでの「省エネルギー・温暖化」「省資源・リサイクル」「汚染予防」の3本柱の活動に加えて、「生物多様性保全」の項を設け、事業活動の中で生物多様性保全に配慮する意義や目的などを中心に改訂を行いました。
さらに、リコー各部門の管理職や環境推進担当者への教育として、部門業務の中への効果的な環境視点の取り入れ方、環境経営の効果把握方法などを盛り込んだe-ラーニング中級編を設けています。

  • *海外ではCDにより実施。

環境関連技術研修の実施

  • 日本/リコーグループ

環境経営を推進するためのスペシャリストとして、それぞれの職場で環境に配慮したものづくりや、適切な化学物質の管理を行えるよう、LCAやリサイクル対応設計などの環境関連技術研修を実施しています。

環境関連技術研修講座

講座名
騒音(基礎)
リサイクル対応設計
サプライ製品安全(旧研修名:サプライ製品安全(上級))
環境関連法規
ライフサイクルアセスメント〈LCA〉(基礎)
ライフサイクルアセスメント〈LCA〉(応用)
リコーグループ製品含有化学物質マネジメントシステム(概要)
電子機器における熱設計WBL