第118回定時株主総会招集ご通知 証券コード : 7752
株式会社リコー本総会終結の時をもって取締役全員(10名)が任期満了となります。
つきましては、取締役8名(うち社外取締役4名)の選任をお願いするものであります。
当社は、競争力強化と企業価値向上およびコーポレートガバナンス強化に向け、より客観的で透明性のある取締役の選任プロセスを構築するために、非執行取締役が過半数および半数以上が社外取締役で構成される任意の指名委員会を設置しています。指名委員会は、取締役の選任基準に基づき、候補者を選定し、取締役会へ候補者を答申しました。その後、取締役会での審議を経て、株主総会へ付議する取締役候補者を決定しました。
また、本議案が原案どおり承認された場合は、社内取締役6名、社外取締役4名の合計10名の体制から、社内取締役4名、社外取締役4名(うち1名女性)という半数が社外取締役で構成される合計8名の体制となり、監督機能の強化、意思決定の迅速化を図ります。
取締役候補者は、以下のとおりです。
1957年8月22日生
15/15回(100%)
25,500株
6年
指名委員/報酬委員
CEO
山下良則氏は、長年にわたる生産やグローバルマーケティングのマネジメント、さらに経営戦略や当社の基盤事業担当などにおいて、豊富な経験と高い見識を有しております。また、公益社団法人経済同友会の幹事や地方創生委員会の委員長などを務め、社外活動にも積極的に取り組んでおります。
2017年度は、2017年4月1日に代表取締役社長執行役員・CEOに就任以降、「リコー再起動」を掲げ、成長を阻害する要因はすべて取り除くという強い意志のもと、企業価値の向上にむけてトップダウンで構造改革や成長戦略および経営改革を推し進めました。加えて、株主価値向上の観点では、2017年4月に社長就任以来、株価は概ねTOPIXをアウトパフォームして推移し、2017年度(2017年4月~2018年3月)のリコー株価のパフォーマンスは、同年度のTOPIX(+13%)を上回る、+15%の伸長となりました。また、2017年度のトータルシェアホルダーリターン(TSR)※は+16.7%となり、過去2年のTSR(2015年度:-8.0%、2016年度:-13.1%)から大きく改善しました。
今後の当社の持続的成長とさらなる発展を確実なものにするために、同氏のリーダーシップの下で引き続き経営にあたることが妥当であると判断し、当社取締役会は同氏を引き続き取締役候補者としました。
※トータルシェアホルダーリターン(TSR)=(期末の株価+年間配当金額)/期初の株価にて算出
1950年11月11日生
15/15回(100%)
20,700株
8年
取締役会議長/指名委員/報酬委員
稲葉延雄氏は、長年にわたる金融・経済に関する広い経験と高い見識に加え、リコー経済社会研究所(当社シンクタンク機能)のトップとしての豊富な経験等により、経済社会動向に関する高い見識を有しております。また、公益社団法人経済同友会の幹事や経済情勢調査会の委員長を務めるなど、社外活動にも積極的に取り組んでおります。
2017年度は、監督に専任する非執行取締役会議長として、当社の持続的な成長の基盤となるコーポレート・ガバナンスのさらなる強化を図るべく、①取締役の任期の見直し、②社長ならびに取締役に対する評価の強化、③顧問制度の見直し、④監査役と取締役が連携して会社の重要なガバナンステーマを議論するガバナンス検討会の設置などにおいて主導的な役割を果たしました。
同氏は、今後も非執行取締役として、当社の経営の監督とコーポレート・ガバナンスの継続的な強化への貢献が期待できると判断し、当社取締役会は同氏を引き続き取締役候補者としました。
1957年2月22日生
2,366株
CFO/経営企画本部長
松石秀隆氏は、過去、当社子会社5社の社長として企業経営の豊富な経験と高い経営視座を有しております。その中で、上記各社の社長として、実行力とスピード感を持ってさまざまな改革を推進し、企業業績の改善などの実績を残してきました。また、同氏が社長を務めた上記各社の中には、東証一部上場のリコーリース㈱も含まれ、ファイナンスビジネスに関する知見も豊富に有しております。
同氏は、これまで培ってきた知識と経験に加えて、当社子会社5社の社長として企業経営に携わった経験も活かして、当社の経営にあたることができると判断し、当社取締役会は同氏を新たに取締役候補者としました。
1958年9月12日生
10,400株
技術開発担当/オフィスプリンティング事業本部長
坂田誠二氏は、複合機およびプリンターの設計開発部門の第一人者として豊富な経験と高い知見を有し、当社の基盤事業であるオフィス事業に精通しています。さらに、当社の人事部門責任者としての経験も有しています。
同氏は、当社の基盤事業の設計開発部門責任者として、設計子会社の設立、生産子会社の統合などの改革を主導してきたことに加えて、当社の人事部門責任者としてグローバル人事システムの構築などにも実績を残してきました。
同氏は、これまで培ってきた設計開発部門を軸とした当社の基盤事業に関する豊富な経験と高い知見を活かし、当社の経営にあたることができると判断し、当社取締役会は同氏を新たに取締役候補者としました。
1945年5月25日生
14/15回(93%)
7,900株
4年
指名委員/報酬委員
日本学術会議連携会員/清華大学(中国)顧問教授/TDK株式会社顧問/財団法人東芝国際交流財団評議員
東実氏は、株式会社東芝の執行役専務および最高技術責任者、また東京理科大学大学院イノベーション研究科教授としての経験から、高い経営能力と技術に関する幅広い知識・経験を有しております。
同氏は、現在当社の社外取締役であり、当社取締役会における意思決定および執行の監督において重要な役割を果たしています。加えて、指名委員として、経営幹部の選解任などについて、また報酬委員として、報酬内容や報酬制度について、客観的な立場から提案や議論を行っています。さらに、技術分野の経営幹部出身者ならではの、先進的な知識と幅広い経験を活かし、当社の長期的な事業戦略に関して積極的な指摘・助言も行っています。
以上のことから、同氏は、引き続き当社の経営監督を担う立場として適任であると判断し、当社取締役会は同氏を引き続き社外取締役候補者としました。
1950年9月23日生
13/15回(87%)
3,900株
2年
指名委員/報酬委員長
三井物産株式会社 代表取締役会長/一般社団法人日本経済団体連合会副会長
飯島彰己氏は、グローバルに事業を展開する三井物産株式会社の経営者としての卓越した実績と豊富な経験を有しております。また、一般社団法人日本経済団体連合会副会長という重責も担っております。
同氏は、現在当社の社外取締役であり、当社取締役会における意思決定および執行の監督において重要な役割を果たしています。加えて、報酬委員長として、委員会の運営を主導し、委員の議論の活性化を図るとともに、客観的な立場を踏まえて議論をとりまとめております。さらに、指名委員として、企業の経営トップとしての立場に基づく積極的な提案や議論を行っています。さらに、その高い専門性を活かし、当社のグローバルビジネスの展開などについて、主にグローバルガバナンスやリスクマネジメント等の観点からアドバイスを行っており、当社の企業価値向上に向けた事業活動においても、大きく貢献しております。
以上のことから、同氏は、引き続き当社の経営監督を担う立場として適任であると判断し、当社取締役会は同氏を引き続き社外取締役候補者としました。
1960年10月1日生
14/15回(93%)
1,900株
2年
報酬委員
東京工業大学工学院電気電子系教授/日本学術会議会員
波多野睦子氏は、東京工業大学工学院電気電子系教授として、またその他多くの行政機関委員などの経験を有しております。
同氏は、現在当社の社外取締役であり、当社取締役会における意思決定および執行の監督において重要な役割を果たしています。取締役会においては、同氏の経験を活かした多角的な視点による質問や提案を積極的に行っているほか、当社グループの戦略に関しても、同氏の専門性を活かした指摘・助言を行っております。さらに、報酬委員として報酬内容や報酬制度について、企業経営者とは異なる立場から提案や議論を行っています。
以上のことから、同氏は、引き続き当社の経営監督を担う立場として適任であると判断し、当社取締役会は同氏を引き続き社外取締役候補者としました。
1946年10月7日生
0株
いすゞ自動車株式会社 社外取締役
森和廣氏は、株式会社日立製作所の代表執行役執行役副社長などを歴任するなど日立グループの経営者として、また同社の改革を担った一人として、豊富な経験と技術・営業全般に関する幅広い知識を有しております。
加えて、現在、いすゞ自動車株式会社の社外取締役を務めており、当社の企業価値向上に向けて広い視野からの建設的な助言や提言をいただけるものと期待しております。
同氏は、以上のことから、豊富な経験に裏付けられた高度な経営判断力および経営指導力を発揮して、客観的に業務執行を監督することにより、当社の取締役会の機能をさらに強化することができると判断し、当社取締役会は同氏を新たに社外取締役候補者としました。
<経営能力>
(経営機能の適切な遂行にあたっての高い洞察力および判断力)
1.事業・機能の広い領域に識見をもち、全社的・長期的視点にたって適切に思考し、判断する能力を有すること
2.本質を見極め、課題を明らかにする洞察力を有すること
3.グローバルに発想し、グローバルに最適な判断を行うことができること
4.判断力・洞察力の基点として幅広い経験を有し、企業価値および競争力の飛躍的向上に繋がる高い実績をあげていること
5.コーポレートガバナンスのあり方をしっかり認識した上で、株主および顧客をはじめとする多様なステークホルダーの視点に立って、適切に思考し判断を行うことができること
<人格・人間性>
(監督機能の円滑な遂行にあたっての取締役相互および経営執行との良好な信頼関係)
1.高潔(誠実かつ高い道徳観・倫理観を有する)であり、法令および社内ルールの厳格な遵守はもとより、高い道徳観、倫理観に基づくフェアで誠実な判断・行動を率先していること
2.人間尊重の精神に立って、他者に対し敬意と信頼を持って接するとともに、多様な価値観や考え方を深く理解・受容し、個々の人格と個性を尊重した判断・言動・行動を率先していること
社外取締役の選任基準は、社内取締役と同じ上記の基準に加え、異分野に関する専門性、問題の発見および解決能力、洞察力、戦略的思考能力、リスク管理能力、指導力等に優れていることを付加的な基準とします。
当社は、競争力強化と企業価値向上およびコーポレートガバナンス強化に向け、より客観的で透明性のある選任・評価プロセスを構築するために、任意の指名委員会を設置しています。
<選任プロセス>
取締役の選任については、指名委員会が取締役の選任基準に基づき、複数回の審議を経て候補者を選定し、取締役会へ候補者を答申します。その後、取締役会での審議を経て、株主総会へ付議する取締役候補者を決定します。
なお、第3号議案の上程については、指名委員会において2017年12月、2018年2月の2回の審議を経て候補者を選定しました。
<評価プロセス>
取締役の評価については、指名委員会が取締役の評価基準に基づき、社内取締役は定量評価と定性評価、社外取締役は定性評価によってそれぞれの取締役の評価を審議します。また、取締役の任期を2年から1年に変更することに伴い、取締役の評価についても毎年実施することに変更しました。
リコーグループが中長期にわたり、継続的に株主価値・企業価値を高め、社会の構成員としてその社会的責任を果たし永続していくための重要戦略としてCEOサクセッションプラン(CEO交代とCEO候補者の選定・育成)を位置付けています。
取締役の任期を1年に変更することに伴い、CEOを含む社内取締役の評価についても毎年実施することに変更しました。
①CEO交代
年に1回、CEOの評価とCEO交代要否について、株主視点を踏まえ指名委員会で審議しています。
②CEO候補者の選定・育成
年に1回、CEO自らが人選した次期CEO候補者および次期CEO候補者の現状の確認、今後の育成等に関して、指名委員会で審議しています。
当社は、リコーおよびリコーグループの株主価値の増大に向けて、中長期にわたって持続的な業績向上を実現することに対する有効なインセンティブとして、役員報酬を位置付けています。また、コーポレートガバナンス強化の視点から、報酬水準の設定や個別報酬の決定について、客観性・透明性・妥当性の確保を図るための取り組みを行っており、以下の基本方針に基づいて報酬を決定しています。
1)取締役に期待される役割・能力を反映する基本報酬、会社業績を反映する賞与(業績連動報酬)、中長期的な株主価値向上を反映する報酬の3つの要素で構成する。
2)報酬水準設定や個別報酬決定にあたり、適切な外部ベンチマークや、報酬委員会での審議を通じ、客観性・透明性・妥当性を確保する。
「役員報酬の内訳と比率」
①
基本報酬は、経営監督の役割に対する報酬、経営責任や役割の重さを反映する報酬から構成されます。
加えて、代表取締役や取締役会議長、指名委員長・報酬委員長等の役割給が加算されます。2017年度の支給総額は、3億6,600万円です。
②
賞与は、株主価値の向上や競争力強化に関わる重要指標をもとに決めています。2017年12月12日の報酬委員会において、賞与支給額算出の基準とする重要指標を営業利益に決めました。時価総額と相関の強い営業利益を重要指標に設定することにより、取締役が全社業績と株主価値向上に責任を持つことをより明確にしました。
加えて、仕組み上算出された結果に関わらず、ガバナンスや非財務等の状況も含め、賞与支給の可否を報酬委員会で審議し、決定します。
(ご参考)
賞与の支給額は、報酬委員会の審議において適切であると判断し、決定された以下のフォーミュラにより算出されます。
取締役の賞与支給額=算定基礎額(基本報酬月額)×利益係数(連結営業利益から決定される月数※5)
※5月数=連結営業利益額(単位:百万円)÷20,000
③ 株価を反映する報酬のうち、株式取得目的報酬は、中長期の株主価値増大に対するインセンティブとして、支給全額をリコー役員持株会において株式の取得に充てます。また、株価連動給は、事業年度ごとの株主価値増大に対するインセンティブとして、株式市場の平均株価に対するリコー株価により増減する手当を支給します。株式取得目的報酬および株価連動給については、どちらも当社から各取締役へ原資としてキャッシュでの支払いを行っており、2017年度の支給総額は3,300万円です。
なお、業務執行から独立した立場にある社外取締役は、業績連動報酬等の変動報酬はなく、基本報酬のみの支給としています。
加えて、役員退職慰労金制度については、2007年6月27日開催の第107回定時株主総会の日をもって廃止しています。
また、2017年度に支払った取締役の報酬については、招集ご通知46頁に記載のとおりです。
当社は、競争力強化と企業価値向上およびコーポレートガバナンス強化に向け、より客観的で透明性のある報酬の検討プロセスを構築するために、任意の報酬委員会を設置しています。報酬委員会は、取締役の報酬基準に基づき、複数回の審議を経て業績や個々の評価に基づき、①賞与以外の基本報酬、株式取得目的報酬および株価連動給については各々の報酬額を決定し、②賞与については各々の報酬案を決定し、取締役会へ答申します。その後、賞与については取締役会での審議を経て、株主総会への取締役賞与支給議案付議の要否を決定します。
<2017年度の賞与について>
2017年度の取締役賞与については、2017年度通期決算の営業利益が1,156億円の赤字となったことを受け、報酬委員会は取締役賞与支給に関する議案を付議しないことを決定し、2018年4月27日の取締役会で報告しました。
当社は、2017年度(2017年4月から2018年3月まで)に開催された取締役会の実効性評価会を2018年4月27日に実施しました。結果概要は以下のとおりです。
Ⅰ.評価の方法
成長戦略へ舵をきる2018年度を迎える今回の評価にあたっては、取締役会と執行とが緊張感をもって適切に連携できる好循環を作り出すことが必要であるとの認識により、監督側である取締役会の実効性向上の観点に留まらず、監督の対象となる執行への評価も併せて実施しました。
具体的には、昨年提案された2つの改善項目(下記参照)の達成度、取締役会における審議・意思決定・監督の実効性、さらに取締役会において確認された執行の対応等について、取締役および監査役の全員が事前に自由形式での記述による評価を行い、それらを共有した上で討議を行いました。
以下の結果概要は、当該記述および討議の内容・結果を総括したものとなります。
Ⅱ.2017年度「取締役会実効性評価」の結果概要
当社取締役会は、2016年度の実効性評価を受け、取締役会運営の基本方針とともに、改善を着実に実施するための2つの具体的な改善項目を設定し、実効性向上に取り組みました。
<2017年度の基本方針>
1)適切なモニタリングにより構造改革を促進させるような環境を整備する。
2)成長戦略に関する議論を通して会社の将来的方向性を明確化する。
3)持続的な成長ならびに企業価値の向上に資する健全経営を促進させる監督体制を整備する。
<2017年度の改善項目>
①監査・監督の実効性向上の観点から、取締役会・監査役会・内部統制を包括したガバナンス体制の点検と改善を行う。
②持続的な成長に資する企業体質への転換にむけて、執行への働きかけとモニタリングを行う。
上記の取り組みに対して、今回の実効性評価において以下のような評価がありました。
1.監査・監督の実効性向上の観点からのガバナンス体制の点検と改善への評価(改善項目①)
◎ コーポレートガバナンスのさらなる強化のため、取締役任期の1年化、社長ならびに取締役に対する評価の強化、顧問制度の見直し、情報開示プロセスの見直し、包括的なガバナンスの点検としてのガバナンス検討会の実施等、外形基準にとらわれない実効的な改善が行われたことについて評価されました。
◎ 一方で、成長戦略を展開するにあたって、関連会社に対するグローバルガバナンスについてさらなる強化を図る必要があり、その実現に向けてリスク管理体制・危機対応体制・本社機能の強化等が必要であるとの指摘がありました。
2.企業体質の転換にむけた執行への働きかけとモニタリングへの評価(改善項目②)
◎ 取締役会における執行への働きかけとモニタリングに対しては以下のような評価がされました。
◎ 一方で、2018年2月に発表された「リコー挑戦」の実行を確実なものとし、取締役会が執行を後押しするためにも、成長戦略の進捗状況について取締役会が適切にモニタリングするとともに、より中長期的なテーマ(人材戦略・研究開発方針など)についても取締役会での十分な議論が必要であるとの指摘がありました。
3.執行の観点からの評価
◎ 多くの重要な経営課題への対応が求められた執行に対しては、以下のような評価がありました。
◎ 一方で、今後の成長戦略を実行するためにも、本社機能としてのグループ経営管理能力の向上、ならびに事業構造の転換に向けた組織と権限の設計等の体制面における点検と改善が必要であるとの指摘がありました。
Ⅲ.2018年度 取締役会 実効性向上にむけた取り組み
上記のような評価を踏まえ、当社取締役会は、成長戦略「リコー挑戦」の実行に向け、以下の〈基本方針〉にもとづいて運営し、3つの〈改善項目〉を軸として取締役会の実効性のさらなる向上に取り組んでまいります。
<2018年度の基本方針>
1)稼ぐ力の向上と成長戦略の実行を確保するための監督と支援を行う。
2)グローバルでの事業展開において適切にリスクをマネジメントする環境整備を促す。
<2018年度の改善項目>
①成長戦略の進捗状況(戦略0,1,2)をモニタリングし、状況に応じた適切な議論と支援を行う。
②グローバルでの事業活動を支えるガバナンスおよびリスクマネジメントの点検と改善を図る。
③残存する重要な経営課題である北米販売体制最適化や原価低減等については、モニタリングと執行への働きかけを通して、迅速かつ的確な対応を促す。
1.当社の社外取締役および社外監査役は、原則として独立性を有するものとし、以下各号のいずれにも該当する者とする。なお、リコーグループとは、当社および当社の子会社で構成される企業集団をいう。
2.前項第1号および第4号ないし第9号のいずれかに該当しない者であっても、当社の社外取締役および社外監査役として適格であると判断される者については、当該人物が社外取締役および社外監査役として適格であると判断する理由を対外的に説明することを条件として、当該人物を社外取締役および社外監査役に選任することができる。