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第107回定時株主総会

第107回定時株主総会 質疑応答

  • *事業報告に関わる複数の質問から、主な質疑応答の要旨を記載しています。

質問 買収防衛策等の検討をしているか。

回答者 代表取締役 近藤史朗

回答 買収防衛策を考えていない訳ではありません。しかし、最大の防衛策は、株主価値の最大化だというのがリコーの基本的な姿勢です。


質問 内部統制の体制、取り組みについて説明して欲しい。

回答者 取締役 三浦善司

回答 リコーでは、従来から内部統制推進室を組織化して取り組んできました。今年4月には本格的に内部統制室を発足させました。米国企業改革法(SOX法)等への対応とともに、リコーの活動に役に立つ形で、標準化された内部統制の仕組みを全世界で徹底してまいります。


質問 IBM社との合弁について、この分野では先行企業があるようですが、今後の見通しはどうなのか。

回答者 代表取締役 近藤史朗

回答 プロダクションプリンティング市場の規模は現在1兆円程度で、今後は2兆~3兆円になると見込んでおります。今回のIBM社との合弁により、同社の基幹系ソフト・ハードのノウハウとリコーの強力な開発力が合わさり、この分野で強い競争力を発揮することができるようになるものと考えています。


質問 リコーの環境対応について社外への情報発信をもっと強めていってはどうか。

回答者 取締役 酒井 清

回答 リコーの環境経営については、外部から継続的に高い評価を受けています。

回答者 代表取締役 近藤史朗

回答 地球環境保全の重要性が増していることについては十分認識しています。今後も、リコーの環境経営を一層強力に推し進めるとともに、その情報発信も積極的に進めていきたいと考えています。


質問 銀座4丁目の三愛ドリームセンターの広告塔を作った狙いを教えて欲しい。

回答者 取締役 三浦善司

回答 企業のネームバリューを上げていくことは重要だと考えています。銀座四丁目の広告塔は、リコーブランドの訴求強化を狙いにしています。


質問 広告宣伝については、リコーはどちらかと言うと地味な印象がある。今後の人材採用などを考えると、もっと積極的な宣伝活動をしていったほうがよいのでは。

回答者 取締役 三浦善司

回答 確かにそのような傾向はあったかと思います。今後は費用対効果を考え、ワールドワイドでより積極的に宣伝活動を進めていきたいと考えております。現在さまざまな展開を始めております。


質問 損益計算書の営業外のその他の費用について、主な項目を教えて欲しい。

回答者 取締役 三浦善司

回答 営業外のその他の費用の主な項目は為替差損です。一方で、営業利益ベースでは、為替差益が出ています。



以 上