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インクジェット用 水性レジンインク

 非浸透性プラスチック基材(PVC、PET等)に印字可能でありながら、浸透性基材(紙等)にも印字が可能であり、安全性と色再現性に優れ、信頼性の高いインクジェット用水性レジンインクを開発しました。

水性レジンインクとは

 一般的に水性レジンインクとは、水性インクでありながら、コーティングされていないさまざまな基材に印刷することができる加熱定着型のインクです。水性顔料インクと同様な取り扱いが可能で、かつ溶剤インクのように基材に定着して耐スクラッチ性や耐水性を発揮します。

新規開発したインクジェット用水性レジンインクの特長

1. 高い安全性

 リコーが開発したインクジェット用水性レジンインクは、家庭用インクジェットプリンターを中心に普及している水性インク技術が用いられており、人体に対する安全性が配慮されたインクです。従来、プラスチック基材用途に多く用いられている溶剤インクやUVインクは、国際連合から勧告された化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)において、危険有害性の表示が必要でした。それに対し、リコーの水性レジンインクは、含有する材料の安全性が配慮されているため危険有害性の表示が不要で、印刷装置に特別な排気装置を必要とせず、様々な用途の印刷に活用することができます。

2. 広い色域と基材対応性

リコーの水性レジンインクは、プロセスカラー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に加え、オレンジ、グリーンの特色インクや白インクを揃えています。特色インクは、通常の商品や人物など写真印刷に多く用いられるサイングラフィック用途でも、広い色再現領域を得ることを可能にします(図1)。白インクは、隠蔽性が高いため、店頭看板などの透明基材上の下地印刷に用いることで、高いコントラストを得ることができ、視認性の良い画像を得ることが可能です。また、リコーの水性レジンインクは、顔料の均一分散化技術を用いることにより、サイングラフィック用途で多く用いられている塩化ビニル(PVC)やPETフィルムなどに対して、安定した画像濃度を得ることができます(図2)。更に、プラスチック基材だけでなく紙に対しても高い濃度が得られる特徴を有し、幅広い基材対応性を有するインクです。

画像:図1 色再現領域比較

図1 色再現領域比較

画像:図2 画像濃度比較

図2 画像濃度比較

3. 高い吐出信頼性

インクジェットシステムにおいて信頼性は特に重要な特性です。リコーの水性レジンインクは、インク高安定化技術により、高い吐出信頼性を得ることができます。通常、インクジェットシステムにおいて高い信頼性を得るためには、インク、インクジェットヘッド、信頼性維持機構などに多くの工夫が設けられていますが、リコーの水性レジンインクを用いることで、ピエゾ方式のインクジェットシステムにおいては複雑な機構を設けることなく高い信頼性を得ることが期待できます。また商用印刷で用いる際に特に重要となる連続印刷においても安定した画像を得ることができるため、夜間の無人運転なども安心して行うことを可能にします
今回リコーが開発した水性レジンインクは、高い安全性、広い色域と基材対応性、高い吐出信頼性という特徴を持ち、さまざまな基材に印刷することを可能にします。