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プリンティング

商用印刷

印刷のトータルソリューションを実現

オンデマンド対応に強みを発揮するデジタル印刷機に、高いソリューション力を組み合わせ、「Offset to Digital」(オフセット印刷からデジタル印刷への転換)を推進し、印刷物制作における環境負荷削減にも貢献していきます。

Peter Williams

商用印刷・産業印刷担当

(株)リコー 執行役員
CIP事業本部長

Peter Williams

戦略の方向性

カラーカットシート分野では、画質、用紙対応力、生産性、操作性に優れたモデルをラインアップし、お客様の幅広いニーズにお応えしています。高速連帳デジタル印刷分野では、商用印刷のプロユースにもご満足いただけるオフセット印刷画質をデジタル印刷機で実現しています。機器の使いやすさや、高い稼働率、コストパフォーマンスの良さに、際立ったサポート力を加えることによって、お客様から高い評価をいただき、着実に事業を拡大していきます。

売上高

売上高

事業環境と成長領域

リコーグループでは、印刷市場のニーズの変化に注目し、2007年からプロダクションプリンティング(PP)事業に本格参入し、企業内における集中印刷や基幹業務印刷をはじめ、商用印刷におけるプリントオンデマンド(POD)など、市場のさまざまなニーズに対応する製品・サービスを拡充してきました。
特に、広告や宣伝・出版などの印刷業者をお客様とする商用印刷分野は多様なニーズが存在する成長余地の大きな分野であり、アナログのオフセット印刷を含めた市場規模は40兆から50兆円といわれています。
また、従来のオフセット印刷のみならず、印刷物を必要な分量だけ随時小ロットで印刷するオンデマンド印刷やバリアブル印刷などの高付加価値印刷へのニーズが拡大しています。
こうした市場の動きに応えるため、リコーグループは印刷業のお客様にむけて、性能面・価格面に強みをもつ商品とワークフローソリューションを組み合わせた提案を行い、「Offset to Digital」を実現するとともに、大手商用印刷のお客様の新規獲得を目指します。
また、リコーグループのもつプリンティング技術・ノウハウを融合した先進的な印刷プロセスの提案や、コンサルティングから印刷、デリバリーに至るお客様のバリューチェーン全体の生産性向上に寄与するソリューション提案にも力を入れています。
さらに、過去数年にわたって戦略的投資や買収を行ってきたMarcom社、Avanti社などの有する技術や機能・ノウハウを活かし、お客様のビジネスのワークフローをトータルに支援できる体制をより一層整えていく考えです。

印刷事業を営むお客様の事業拡大をサポートするトータルソリューション

印刷事業を営むお客様の事業拡大をサポートするトータルソリューション

画像を拡大

新たな価値を提供する製品ラインアップ

商用印刷分野ではカラーカットシートプリンターが収益力向上をけん引しています。
2018年2月発売の「RICOH Pro C7210S/C7200S」では、さらなる高生産性と高画質を実現し、基本性能が大きく向上しています。前身機で好評のスペシャルカラートナー(ホワイト、クリア、蛍光イエロー・ピンク)にも引き続き対応し、豊かで鮮やかな表現を可能にしています。さらに、色味調整や画像位置調整の作業を自動化し、省力化と印刷品質の安定化を両立させました。
2018年7月発売の「RICOH Pro C9210/C9200」では、基本性能を徹底的に追求し、さらなる高画質、高用紙対応力、高生産性を実現しました。前身機より大幅に向上した用紙対応力により、バナーやカタログ、パッケージやカードなど制作物の幅がさらに拡がります。
高速連帳デジタル印刷機としては、2018年7月発表の「RICOH Pro VC70000」と新開発インクにより、大幅な生産性向上と高品質な印刷を可能とし、カタログや雑誌などこれまでオフセット印刷されていた分野への進出を、強力に後押ししていきます。
商用印刷市場では、安定高画質や高生産性、幅広い用紙への対応力に加え、新たなビジネスを切り開く付加価値の高い印刷物へのニーズが高まっています。こうしたニーズの一つひとつにお応えし、お客様のビジネスの拡大に貢献していきます。

デザイン性に富んだ高付加価値印刷物
デザイン性に富んだ高付加価値印刷物

ホワイトトナーを使った販促物

ホワイトトナーを使った販促物

蛍光トナーを使った販促物

蛍光トナーを使った販促物

お客様とともに、商用印刷の可能性を拡げる

2016年にRICOH Customer Experience Center(CEC)を、東京都大田区とタイ・ラヨーン県に開設しました。英国、米国に続き、日本と東南アジアにもCECを開設したことで、4極すべてにCECが設置されました。
各国のCECでは、商用印刷のワークフローである、受注から編集、前工程、印刷、後加工、梱包、発送までの一連の業務をお客様に体感いただくことができます。印刷プロセスのみならず、全体のワークフローを最適化することにより、お客様の工程全般の生産性を改善することを目的に支援を行っています。印刷業務の実践を通して、お客様のビジネスを深く理解し、ものづくり(開発・企画・生産)へお客様の声を反映することで、革新的なソリューションを提供しています。
また、各極のCECが相互に連携することでデジタル印刷のノウハウを共有し、お客様の多様なご要望にもお応えしながら、お客様と共に商用印刷の「Offset to Digital」を推進していきます。

Customer Experience Center TOKYO

CEC(東京)

Customer Experience Center Thailand

CEC(タイ)

産業印刷

長年培ったインクジェット技術でプリントの可能性を拡げる

産業用インクジェットヘッドに加え、作像システムソリューションや産業プリンターを提供し、お客様のバリューチェーンの変革を支えます。また、オンデマンド印刷化を促進することで、環境負荷削減にも貢献していきます。

Peter Williams

商用印刷・産業印刷担当

(株)リコー 執行役員
CIP事業本部長

Peter Williams

戦略の方向性

独自のインク開発に基づくインクジェットヘッドの売り上げが好調に推移し、産業印刷事業の売上高は年率約50%で成長し、グループの業績に大きく貢献しています。
今後は、次世代インクジェット方式である薄膜ヘッドの投入により、幅広い種類のインクに対応し、かつ、多様な媒体へ高速・高画質で印刷する用途開発を進めます。
加えて、インクジェット技術を活用した作像システムソリューション、産業プリンター分野の販売強化を図り、さらなる事業拡大を目指します。 

売上高

売上高

事業環境と成長領域

リコーグループは、信頼性とコストパフォーマンスに優れた「産業用インクジェットヘッド」や、安全性・機能性が高く、お客様の用途に合わせて選択いただける「インクジェット用インク」など、長年にわたり取り組んできたリコー独自の技術の強みを活かし、産業印刷の分野に参入しました。
現在、他社製品への組み込みをターゲットとした「インクジェットヘッド・インク」「作像システムソリューション」に加え、「産業プリンター」の3つの製品群をお客様に提供しています。
産業印刷市場では、「ニーズの多様化、個性・差別化の追求」「多品種少量の拡大」「環境・コストへの意識の高まり」から、インクジェット技術を用いたデジタル印刷の大幅な拡大が見込まれています。
今後の成長が見込める市場は、「装飾・加飾(家具、壁紙、建材、自動車外装など)」「テキスタイル(服飾品生地)」「軟包装・ラベル」「サイングラフィックス」などがあり、要求される技術も多岐にわたります。
当社はプリンティング技術の強みに加え、オフィス分野でのデジタル化を進めてきた経験があり、これらの総合力を活かして産業印刷に関わるお客様と共にデジタル印刷を推進してまいります。

産業印刷における新たな事業の収益貢献拡大

産業印刷における新たな事業の収益貢献拡大

画像を拡大

お客様の業績拡大にプリンティング技術で貢献

プリンティング技術の可能性を拡げる分野として今後成長が見込まれるのが、ヘッド・インク・画像処理などの総合的な画像形成システムを供給する作像システムソリューション・産業プリンター製品です。FAベンダーやシステムインテグレーター等のお客様と開発の早い段階から連携し、当社の技術力やバリューチェーンの総合力を活かした提案によって、お客様のプロセス変革をサポートしています。
2018年5月にはColoreel社との協業に合意しました。Coloreel社は、刺しゅう糸などの白糸にオンデマンドで染色できるユニットの開発を進めており、リコーはそのキーテクノロジーとなるインクジェットプリントモジュールを開発し、Coloreel社に提供してまいります。
これにより、生産過程での糸への自在な染色を可能とし、テキスタイル、ファッション、スポーツウェア業界などでの提供価値を広げていきます。
産業プリンター事業では、成長性の高いセグメントに対して、積極的に商品を投入しています。
2018年初めより欧州地域で発売された大判UVフラットベッドプリンター「RICOH Pro T7210」は新開発のUVインクにより、ガラス、金属、木材などとの密着性の高い印刷が可能なため、装飾・加飾分野のお客様から高い関心を寄せられています。
インクジェットヘッドとインク、最先端自動化設備技術を融合させた、高精度・高効率なプリントシステムソリューションを提供し、お客様の業務効率の向上をサポートし、お客様と共にデジタル印刷の新しい価値を創造してまいります。

独自の技術を活用した産業用インクジェットヘッドの提供


RICOH MH5421シリーズRICOH MH5421シリーズ

現在、産業用インクジェットヘッドに対するニーズは多様化し、今後の成長が有望視されている分野です。
当社のインクジェットヘッドは、幅広い種類のインクに対応し、耐久性も高いという特長があります。2017年に発売した「RICOH MH5421F/5421MF」は、ステンレスハウジングを採用するとともに、独自のインク循環構造を採用。ノズル近傍までインクを常時循環させることで、ノズルの乾燥やインク粒子の沈降などを防ぎ、高い吐出安定性を実現しました。特にUVインクむけインクジェットヘッドとして高い市場シェアを保有しています。
また、次世代インクジェットヘッド方式である薄膜ヘッドのサンプル出荷を開始しました。薄膜ヘッドは高集積化、小型化が容易であり、生産性の高い産業プリンターむけの需要が期待されています。今後ますます拡がる産業印刷用途むけにお客様と共に用途開発を進め、事業拡大を目指します。

世界でたった一つのデザインを印刷する楽しさを提供する小型のガーメントプリンター


インクジェット技術を用いたテキスタイル用途への印刷は、従来のスクリーン印刷に比べて工程の短縮が可能であるため、エネルギー消費や化学薬品を削減できるなど環境負荷が小さくなります。また、精細な絵柄の表現が可能となります。
2017年5月には北米で高性能ガーメントプリンター「RICOH Ri 3000/6000」を発売しました。これは2016年1月に買収したAnaJet社の技術を活用したリコーブランド初のガーメントプリンター製品であり、Tシャツや帽子、トートバッグなどへ高速、高品質な印刷を実現します。
また、「RICOH Ri 100」は、オフィス製品の開発で培ってきた小型化技術とインクジェット技術を融合し、高画質と簡単な操作性を両立させました。専用オペレーターがいなくても、店頭やイベント会場で、オリジナルのTシャツやトートバッグが手軽に作成できます。2018年初めから全世界のお客様に販売を展開し、Tシャツの印刷業者様だけでなく、学校や自治体などからも支持をいただいています。お子さまが描いた絵やお気に入りの写真など、世界でたった一つのデザインを目の前で印刷する楽しみやワクワク感を提供し、新たなプリント文化を提供していきます。

ガーメントプリンター RICOH Ri 100ガーメントプリンター
RICOH Ri 100

DTGプリンター RICOH Ri 100

サーマル

お客様のニーズに応える多様な製品・サービス

世界で圧倒的なシェアを占めるリコーの高付加価値サーマルペーパー(感熱紙)をはじめ、高い品質の製品・サービスを提供し、さらなるお客様の信頼獲得を目指します。

森 泰智

サーマル事業担当

(株)リコー 常務執行役員
IMS事業本部長

森 泰智

戦略の方向性

サーマル事業では、耐熱性、耐擦過性、印字精細性、保存性などに優れた感熱紙、熱転写リボンを主力商品としてグローバルに事業を展開しています。
また、競合優位性を活かしながら、地域ごとにお客様のニーズに即した商品とサービスの提供を行い、お客様満足の向上を図ることで事業成長を実現していきます。
さらに、長年培ってきた感熱メディア技術と光学システム設計技術を組み合わせたレーザープリンティングソリューションにより、さらなる新規顧客価値の創造と事業成長を目指します。

売上高

売上高

熱による発色・印字の技術を多用途に応用

サーマルメディアとは、熱に反応し、紙やフィルムに発⾊・印字させるメディアです。サーマルペーパー(感熱紙)は、商品情報やバーコードなどを印字することで、食品POSや工程管理、配送ラベルなどに活用されています。熱転写リボンは、物流・在庫・検体などの管理や、衣料品の値札やブランドタグ、チケット等に使われます。これらは、高精細な画質や熱による耐久性の実現など、独自の技術で他社との差別化を図り、多くの国・地域で高いシェアを占めています。また、将来の成長が見込まれるASEAN市場にも積極的に事業展開しています。
コンシューマ市場では、飲料品・食品のパッケージやラベルをカスタム化するなど、顧客ごとに最適な情報を印字・掲載するパーソナライゼーションニーズが高まっています。リコーは、独自の材料技術と装置によるレーザー書き込み技術を組み合わせ、お客様の生産ライン内で超高速オンデマンド印刷・カスタム印刷を可能にするレーザープリンティングソリューションの提供を目指しています。今後、高付加価値サービスとして事業化を推進していきます。

感熱紙の活用例

感熱紙の活用例

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