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サプライチェーンマネジメント

物流

物流プロセスにおける「包装」「輸送」「空間」「積み替え」「保管」の5つの無駄の視点を切り口に、積載効率向上、モーダルシフト、輸送ルートの最適化などの活動をグローバルに展開し、コスト削減と環境負荷低減を同時に進めています。また、製品の設計・開発段階で、エンドユーザーに届くまでの物流、部品、包装材料の費用をトータルで最小化する仕組みを構築しています。

物流の環境負荷削減の取り組み

部品のミルクラン方式による物流最適化

1台のトラックで複数の仕入先を集荷して回るミルクラン(巡回集荷)方式を活用し、各仕入先企業の集荷物流を事前に収集、計画的な巡回集荷を行う仕組みの構築を行い、積載効率の向上や車両走行距離の短縮化を実現しました。

ミルクラン方式による積載効率改善

ミルクラン方式による積載効率改善

循環型エコ包装による環境負荷削減

イメージ画像循環型エコ包装

リコーグループでは、包装材の環境負荷を低減するため、繰り返し使用できる複写機用循環型包装を利用しています。

1994年より包装材の削減に積極的に取り組みを開始し、2001年には繰り返し使える樹脂製の包装材「循環型エコ包装」を初めて市場に投入しました。2017年に新たに開発しました循環型エコ包装は、構造解析技術を用いることで従来と比較し、使用材料の約45%の軽量化と繰り返し使用時の耐久性を同時実現させ、包装材回収時に折り畳める構造にすることでコンパクト化を実現し、効率的な輸送を可能にしました。

この包装材の活用拡大により、包装材の製造に伴う「材料使用量」及び「CO2の発生量」を最小限に抑制します。(2018年度見込み 材料使用量:年間91.2t低減、CO2発生量:年間153.7t低減)

このような設計工夫および環境負荷低減効果が評価され、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2017日本パッケージングコンテスト」において包装部門賞の「大型・重量物包装部門賞」を受賞しました。

2017日本パッケージングコンテスト 大型・重量物包装部門賞受賞

モーダルシフトの取組み

リコーグループではトラックから、鉄道や船舶の活用など、省エネな輸送手段の活用を行っています。また、2013年度にはリコーロジスティクス(株)が国土交通省のエコシップマーク認定事業者およびエコシップ・モーダルシフト優良事業者表彰を受けています。

www.mlit.go.jp/common/001025556.pdf