株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、IBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ 以下、IBM)と進めている戦略的提携の一例として、IBMのTivoli Monitoring、Tivoli Asset Management for IT、及びTivoli Service Request Managerと連携するソリューションを米国ネバダ州ラスベガスで2009年2月8日~12日(米国時間)に開催されている「IBM PULSE 2009」で参考展示します。
今回展示しているプロトタイプは、リコーのMFPとIBMの統合システム管理ソフトウエア「Tivoli」を連携させたものであり、両社が共同で展開する「ドキュメントセキュリティアンドマネジメントサービス(DSMS)」の一例として検討しているものです。企業のIT管理者が、MFPの電力消費状況をTivoli経由でリアルタイムにモニターし、管理する事例を紹介します。訴求ポイントは、お客様が目標とするTCO(Total Cost of Ownership:総保有コスト)削減や、オフィスのIT環境負荷低減目標値に合わせ、Tivoliが管理するネットワークのMFPについて、その使用条件などを設定することで、最も効率的に目標達成が可能になるという点です。
リコーは、この展示を通じ当該ソリューションの市場性を確認し、早期に製品化したいと考えています。