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ニュースリリース

「小型」「省エネ」「低価格」を実現したRECO-Viewシリーズ*専用の
リライタブルプリンタ「RP-Kシリーズ」を新発売

2007年10月24日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗、本社:東京都中央区)と、神鋼電機株式会社(代表取締役社長:安井 強、本社:東京都港区)は、かんばんサイズ**のRECO-View シリーズ専用リライタブルプリンタを共同開発しました。神鋼電機が製造し、リコーが販売します。
商品名 RP-K8520HF-5A1 RP-K9015HF-5A1
標準価格(消費税別) オープン価格
発売日 2007年10月30日
目標販売台数 10万台 (2007年度~2011年度)
 新製品「RP-Kシリーズ」は、製造業の工程管理、部品管理、調達物流等の運用現場から要望されている小型・省エネ・低価格なリライタブルプリンタです。既存の他社製品は100万円前後と高価であるのに対し、新製品「RP-Kシリーズ」は、汎用性の高い共通部品を用いることにより、低価格化を実現し、RECO-Viewシリーズの活用現場の裾野を広げてまいります。

 今回の共同開発は、リライタブルメディアのパイオニアメーカーであるリコーのサーマルリライタブル関連技術(メディア及び記録/消去技術を中心とするプリンタ関連技術)と神鋼電機が持つ量産化技術を融合させ、実現することができました。

 10月30日にその第一弾として、HF帯RFタグ対応モデルを発売します。RP-K8520HF-5A1は、85mm x 200mmサイズのメディアに適合したモデルであり、RP-K9015HF-5A1は、90mm x 150mmサイズのメディアに適合したモデルです。また、順次UHF帯RFタグ対応モデルを市場投入します。今後、システムインテグレータ、ITソリューションプロバイダとの協業により市場拡大を目指してまいります。

*RECO-Viewシリーズ
RECO-Viewシリーズは、デジタル情報の可視化を実現するリライタブルハイブリッドメディアです。
同シリーズには、RFタグと書替可能なリライタブルメディアを融合したRECO-View RFタグシリーズと、リライタブルメディア単体のRECO-Viewシートがあります。 販売開始以来、製造業様を中心に150社(2007年9月30日現在)を超えるお客様に導入していただいております。また、日本自動認識システム協会(JAISA)が、経済産業省からの委託を受け、現在リライタブルハイブリッドメディアに関する日本発の国際標準化(ISO規格化)活動を推進しております。リコーは、その中核メンバーとしてRECO-View関連技術をベースに標準化に取り組んでおります。ISO規格化により、リライタブルハイブリッドメディアの互換性が確保できるため、製造、物流、流通分野を筆頭に、世界的にオープンな環境下での運用が可能となり、メディア、プリンタ、関連商品のグローバルな市場拡大が期待されています。

**かんばん
「現品票」の一種で、製造、物流分野で使用される「かんばん生産方式」のプロセスで用いられる用紙。
<RP-Kシリーズの主な特徴>
1. 小型化と使い易さを同時に実現しました。
  既存の他社製品が採用している「ストレートパス」方式ではなく、消去機構部分と印字機構部分を「上下二層化」し、エレベーターで結ぶことにより、小さな筐体を実現。A4用紙縦置き2枚程度のスペースで設置が可能。
  フロントオペレーション(メディアカセットと排出トレイがプリンタ前面にある)により、現場でのさらなる使い易さを実現。

2. 省エネ性能に優れています。
  熱伝導性と熱均一性に優れた「新規消去デバイス」の採用により、大幅な省エネ化を実現。

3. 低価格化を達成しました。
  生産現場や仕入先様等に導入していただくことを前提に、必須機能と性能だけに絞ったスペック設定により大幅な低価格化を実現。

4. RFID対応について
  ISO/IEC15693準拠のHF帯(13.56MHz)に対応。
  ISO/IEC18000-6準拠のUHF帯(日本国内周波数 952MHz~954MHz)対応モデルは、2007年末リリース予定。
RP-Kシリーズ
RP-Kシリーズ
  • *Windowsは、Microsoft Corporationの米国その他の国における登録商標または商標です。
  • *この他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。