ニュースリリース
2017年1月5日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、24時間連続で360°の全天球ライブストリーミングが可能となるカメラ「RICOH R Development Kit」を開発し、2017年春に出荷開始を予定しております。
全天球動画のライブストリーミングは、そのコンテンツ面、動画の制作システム、配信、再生環境面(VRヘッドセット普及度を含む)において未完成な分野です。しかし、これまでリコーはさまざまなパートナーと全天球ライブ配信実験を行い、そのポテンシャルは非常に大きいと考えております。
「RICOH R Development Kit」は、リコー独自の全天球映像技術を活用し、2K解像度で30fps(フレーム/秒)の全天球ライブストリーミングを可能にします。全天球映像の標準フォーマットであるEquirectangular Projection Formatへの合成は、カメラ内でリアルタイムに行われます。映像はHDMI®またはUSBにより出力され、ACアダプターを使用し24時間の連続稼動が可能です。薄型・軽量ボディでありながらマイクロSDカードへの映像記録が可能です。
360°の全天球ライブストリーミングはエンターテインメント以外にもテレイグジスタンス技術*2やコンピュータービジョン*3の分野など幅広い活用が期待されております。そのため、リコーは本製品を用途開発向けの開発キットとして出荷する予定です。なお、本製品のプロトタイプは、2017年1月5日より米国ラスベガスで開催される、民生機器テクノロジー産業界の関係者が参加する世界最大規模のイベント「CES2017」に出展いたします(ラスベガスコンベンションセンター、サウスホール2階 ブース番号26717)。
詳細はこちら: http://ricohR.ricoh
RICOH R Development Kit*4
リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、ビジュアルコミュニケーションシステム、デジタルカメラ、産業用製品·サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2016年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,090億円)。
創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
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