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ニュースリリース

業界初(※)、多層電子基板絶縁フィルムシートの自動搬送検査システム

RICOH TLシリーズ」を開発
~さまざまなサイズや厚さのシートに対応~

2016年2月8日
リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

   リコーインダストリアルソリューションズ株式会社(社長執行役員:中田克典)は、パソコンやスマートフォンなどの電子機器で使用される多層電子基板に欠かすことが出来ない素材である多層電子基板絶縁フィルムシートを、自動で搬送から検査、仕分け(リジェクト機構含む)、積載まで行えるシステム「RICOH TLシリーズ」を業界で初めて開発しました。2月15日から発売いたします。

 

   絶縁フィルムの表面は半硬化状態の樹脂でできているため、わずかな衝撃でも傷やしわなどが発生することから取り扱いが難しいことと、絶縁フィルムシートには多様なサイズや厚さがあるため搬送の自動化が難しいことにより、現在は手作業によって搬送が行われています。また傷や汚れの有無などのフィルム検査も、人の目視に頼っており、加えて近年カラーバリエーションが増加したことから、製造工程で発生する色味の変動も正確に捉えたいというニーズが高まっていました。

 

   「RICOH TLシリーズ」は、自社でこれまで培ってきた商用印刷機の給紙技術や画像処理技術を活用することで、絶縁フィルムシートのサイズや厚さに捉われず分離搬送~欠陥検査~仕分け~積載までの一連作業の自動化を実現しました。処理速度も30枚シート当たり1分という高生産性を実現しています。長年、多層電子基板絶縁シート関連業界で解決できなかった搬送・検査の自動化によって、お客様のコスト削減や業務効率改善に貢献します。

※2015年12月時点、リコー調べ

 

製品名 RICOH TLシリーズ
想定価格 オープン価格
発売日 2016年2月15日
目標販売台数 20台/年

 

画像:RICOH TLシリーズ
RICOH TLシリーズ(画像はイメージになります)


| リコーグループについて |

リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、デジタルカメラ、産業用製品・サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,319億円)。

創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。

想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。

より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
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