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ニュースリリース

「社団法人産業環境管理協会会長賞」受賞
~複合機の出荷に使用する循環型包装材~

2012年11月26日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗、以下リコー)は、社団法人産業環境管理協会から「複合機の出荷に使用する循環型包装材(循環型エコ包装)」について、平成24年度「資源循環技術・システム表彰」の「社団法人産業環境管理協会会長賞」を受賞しました。

 「資源循環技術・システム表彰」は、経済産業省の支援を受けて、同協会が、廃棄物の発生抑制・再使用・再利用に寄与する優れた技術開発等の特徴を有する事業を、奨励・普及を図ることにより循環型ビジネスを振興する目的で実施しているものです。
 今回受賞した循環型エコ包装は、プラスチック樹脂製で、複合機の包装材として繰り返し使用することができます。従来の包装材に比べて、包装材使用量を製品1台あたり約12kg削減し、導入以来累計で約6,156トンのCO2排出の低減を実現しました。(データ集計期間:2005/09~2011/03/31、現在も使用継続中)
 従来の包装材は、ダンボールの外箱と底板(パレット)、及び発泡樹脂緩衝材で構成され、お客様先で開梱し不要になると配送担当者、もしくは販売店が持ち帰り、事業系一般廃棄物として処分を行うのが通常でした。循環型エコ包装は、樹脂製で耐久性に優れ、繰り返し使用が可能で、包装材の廃棄量の大幅な削減を実現しました。
 天板とパレット、それぞれの4角を4本の支柱で支えて箱状の空間を確保し、製品を納める形式です。製品ごとのサイズの差異は調整部品で解消するため、1種類の包装材を複数の製品輸送に共通利用することができます。また、製品との包装材の間の無駄な空間がなく、輸送効率が向上しました。

[写真]循環型エコ包装

循環型エコ包装

 
 リコーは、2050年を照準とした中長期環境負荷削減目標を設定し、CO2排出総量を2000年度比で87.5%削減、新規投入資源を2007年度比で87.5%削減することを目指して活動しています。循環型エコ包装材の活用も、この活動の一環です。今後は、国内の活用だけでなく、国際間循環への展開を図っていきます。

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