ニュースリリース
2012年5月8日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、当社のクラウドサービス共通基盤に、企業向けクラウドプリンティングサービス「FlexRelease(フレックスリリース) CX」を構築し、5月10日から提供を開始します。海外市場においても順次サービスを展開します。
サービス名 | FlexRelease CX Standard |
標準価格(消費税別) | 月額:2,500円(出力機器1台あたり) |
提供開始日 | 2012年5月10日 |
販売目標 | 3,500本/年間 |
*本サービスを利用するには、デジタル複合機に「imagio VMカード(20,000円)」の装着が必要です。 また、リコーのクラウドサーバーに接続するためのアプリケーション「FlexRelease CX Embedded」(無償)を デジタル複合機に導入する必要があります。
本サービスは、ユーザーID/パスワードによる利用者認証を行い、クラウド上にアップロードしたデータを「FlexRelease CX」に対応したデジタル複合機(MFP)やプリンター*1からインターネット経由で印刷することができるクラウドプリンティングサービスです。WebブラウザやEmail、iPhone/iPad向けの専用アプリケーション(無償) *2から、印刷したいファイルをアップロードすることで、モバイルPCやスマートフォン、タブレット端末*3から、ドライバーレスで印刷を行うことができます。また、本サービス向けにPC専用のプリンタードライバー*4を提供し、これまで通りの操作方法で、各種アプリケーションから印刷指示を出すこともできるなど、多彩な印刷手段をご提供します。
これにより、出先の拠点などでネットワーク環境に依存せず*5、ロケーションフリー印刷を行うことができます。例えば、出張先のオフィスや、関連会社の社員など複数の企業が集まる場所などで、デバイス(クライアント側/出力機器側)を問わず容易に印刷を行うことができます。また、お客様はロケーションフリー印刷環境を構築するためのサーバーを設置・運用する必要がありません。リコーは、本サービスを通じて、セキュアで利便性の高い印刷環境の構築と、業務の効率化に貢献してまいります。
今後、本サービスは、お客様の企業内認証サーバー(LDAP/ADなど)とも連携させ、より効率的かつセキュアな印刷環境を実現するといった、幅広い運用のニーズにも対応させてまいります。
<クラウドプリンティングサービス「FlexRelease CX」の概要図>