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お知らせ

リコー環境事業開発センターでペットボトルキャップの再生油生成実証実験を開始

2018年1月31日
株式会社リコー

静岡県御殿場市のリコー環境事業開発センターで、市民の皆様から回収されたペットボトルキャップから再生油の生成をめざす御殿場市の「御殿場油田プロジェクト」の一環として、キャップ油化の実証実験を開始いたしました。本日、1月31日に若林洋平 御殿場市長がセンターにおいでになり、廃プラスチック油化実験棟の油化装置へキャップを投入する採油式を行いました。

採油式の様子
(回収されたペットボトルキャップを装置に投入する 若林洋平 御殿場市長)

御殿場市とリコーは、市のエコガーデンシティ化の実現に向けて、様々なプロジェクトに取り組んでいます。2017年9月には、相互の人的・知的資産を活用し、連携した取り組みを加速するために、まちづくりを進展する先端技術開発等に係る連携協定を締結して活動を展開しています。「御殿場油田プロジェクト」もその活動の一つです。

リコー環境事業開発センターは、リユース・リサイクルセンターの機能と、環境を基軸とした新規事業の創出に向けた環境技術の実証実験の場としての機能を併せ持った拠点です。センターには年間約3,000tの複合機のトナーカートリッジやトナーボトルが回収されてきます。金属が複雑に組み合わさっていて分解分別がむずかしいこれらのプラスチック製品をそのまま電熱釜で熱分解し、再生油や金属などの有価物にする実証実験をセンターで行っています。消費したことで排出される地域の廃棄物から新たな価値を生み出す「地消地産」とも言うべき資源エネルギー循環モデルの構築に向けて、この技術の実用化をめざしています。

このたび、トナーカートリッジやトナーボトルに、広く市民の皆様から集められるペットボトルキャップを加えて、実証実験をさらに進めることで、自社のみならず、地域の資源エネルギー循環の実現に向けた油化技術の実用化の動きを加速いたします。

4月に予定されている御殿場市の桜祭りでは、ペットボトルキャップから生成した再生油で発電機を運転し、投光機の点灯を計画しています。また、夏休みには、子どもたちの事業所見学の一環として、ペットボトルキャップ油化の体験学習を取り入れて、環境教育に役立てていく予定です。


| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています。(2017年3月期リコーグループ連結売上は2兆288億円)。

創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会にむけて積極的な取り組みを行っています。

EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
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