お知らせ
2017年3月21日
株式会社リコー
株式会社リコーは、画像にさまざまなデジタルコンテンツを紐付け、画像をキーにしてコンテンツを登録、検索することが可能なWebアプリケーションを簡単に開発できるソフトウェア開発キット(Software Development Kit)「RICOH TAMAGO Snapi」(リコー タマゴ スナピ)」の無償提供を本日から開始いたします。
「RICOH TAMAGO Snapi」(Java Script ライブラリー)を使えば、リコー独自の画像認識技術によって、任意の画像をキーとして、関連するデジタルコンテンツへのURLリンクや1データあたり1メガバイトまでの容量の小さなデジタルデータ(画像ファイル、PDFファイル、Wordファイルなど)をリコーが提供するクラウド上に登録することができます。その登録情報を任意のグループ内で共有することで、画像をキーとして検索するWebアプリケーションを自分たちで開発することができます。キーとなる画像には、二次元バーコードなどの埋め込みは不要で、既存の画像データをそのまま活かすことができます。また、登録時の画像そのものでなくとも、カメラなどで再度撮り直した、構図や大きさなどが登録時とは異なる画像や画像の一部分を撮影したものでも検索することができます(あいまい画像検索機能)。1つのキーとなる画像に対して、最大10個のコンテンツを登録することが可能で、登録するコンテンツの追加や変更もいつでも行うことができます。
修学旅行のガイドブックの任意のページに、観光地やお店のホームページやSNSのリンク、バスの時刻表などのPDFファイル、現地で撮影した動画データなど関連するデジタルコンテンツを紐づけることができます。そして、その修学旅行に行く生徒や保護者間で専用Webアプリケーションを共有すれば、ガイドブックの該当ページをスマートフォンのカメラ機能で撮影した画像をキーとして、関連するデジタルコンテンツを検索することができます。
従来の文字情報を元に検索する「キーワード検索」から、「キー画像検索」が可能になることによって、画像とクラウド上のデジタルコンテンツとが直接紐づくようになります。リコーはRICOH TAMAGO シリーズによって、今までにないアイデアを実現する場をご提供し、お客様の新たな価値創造をご支援してまいります。
お問い合わせ先:snapi.tamago@nts.ricoh.co.jp
TAMAGO Labs. では、文字どおりビジネスの「TAMAGO(たまご)」となるような世の中に役立つソリューションを製品化の前段階のテストマーケティングの一環として、お客様に無償でご提供しています。リコーは、これらのアプリケーションを、実際にお客様に体験・試用していただき、お客様と一緒に育てていきたいと考えています。
リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、ビジュアルコミュニケーションシステム、デジタルカメラ、産業用製品·サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2016年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,090億円)。
創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
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