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お知らせ

作業支援カメラシステム「RICOH SC-10A」に新機能を追加

色による部品の識別と外部機器連携

2016年10月3日
リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

   リコーインダストリアルソリューションズ株式会社は、2016年4月に発売した作業支援カメラシステム「RICOH SC-10A」のファームウェアを更新し、新たな機能を追加します。

   「RICOH SC-10A」は、手作業による部品などの組み立て作業が正しく行われているかどうかを判定するシステムです。カメラで撮影した作業結果の画像を、事前に登録された正しい作業工程後の画像と照らし合わせて、部品の有無や形状の違いを認識して自動的に判定します。

   今回、色の違いで識別する機能の追加により、色違いの部品を判定したり、形状に関わらず、色で部品の有無を判定したりすることができるようになりました。また、外部機器との接続機能の追加により、前後の作業工程にある機器と動作を制御し合う複雑な工程を組めるようになりました。

 

画像:RICOH SC-10A
RICOH SC-10A

 

RICOH SC-10Aの主な特徴

   「RICOH SC-10A」は、画像認識により部品の間違いや不足、組み立て状況を作業途中に自動でチェックします。あらかじめ登録した正しい作業手順をモニターに表示し、カメラが撮影した作業結果が一致しないと次の工程に進めないため、作業ミスを防ぎ、配膳作業やダブルチェックといった付帯作業を削減できます。部品のシリアルナンバーや作業時間などの実績や作業結果の画像も記録することができるため、 作業分析やトレーサビリティーにも活用でき、作業の効率化と品質向上をサポートします。

 

新たに追加した機能

1.色の違いによる識別が可能

  • 同じ形状で色が違う部品を識別できるようになりました。
    例えば、ケーブルの色を識別し、ケーブルを付け間違えるミスを防ぐことができます。
  • 形が一定でない部品の有無を、色によって判定できるようになりました。
    例えば、形状が安定しないグリス塗布の有無や、食料品工場で具材が弁当箱に正しく入れられたかを色によって判定できます。

 

2. 外部機器との連携が可能

  • 外部機器による作業完了の信号を受信できるようになりました。
    例えば、作業手順の中に電動ドライバーによるネジ締めを組み込む場合、電動ドライバーユニットが発信する作業完了の信号を「RICOH SC-10A」が受信し、次の工程への移行を判定できるようになりました。
  • 「RICOH SC-10A」の判定結果を次工程の外部機器に送信し、動作開始を制御できるようになりました。
    例えば、「RICOH SC-10A」の出力するOK/NGの判定結果に応じて、表示灯を点灯するなどの制御ができます。

 

画像:色によるケーブル認識のイメージ
色によるケーブル認識のイメージ

画像:外部機器との連携イメージ
外部機器との連携イメージ

 

 

本製品に関するお客様からのお問い合わせ先

   リコージャパン株式会社 産業ソリューション事業本部

   050-3534-0791(代表)

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リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、ビジュアルコミュニケーションシステム、デジタルカメラ、産業用製品·サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2016年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,090億円)。

創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。

想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。

より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

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