お知らせ
RICOH TAMAGOシリーズ第二弾「RICOH TAMAGO Clicker」公開のお知らせ 紙面の情報にまつわるインターネット上のサービスにアクセスできるiPhoneアプリ まずは、朝日新聞出版のAERA Englishにて活用が可能に
株式会社リコーは、ご好評をいただいているリコーのiPadアプリ「RICOH TAMAGO Presenter」に続く、RICOH TAMAGO*1シリーズ第二弾として、「RICOH TAMAGO Clicker」(以下、本アプリ)を本日から公開します。これは、雑誌などの紙媒体の任意の位置をiPhone/iPod touch/iPad*2で撮影するだけで、撮影対象に関連したさまざまなデジタルコンテンツやサービスへのリンク先情報を表示するアプリケーションです。iTunes Store内またはiPhone/iPadの「App Store」*3から無料でダウンロードすることができます。
- *1 「RICOH TAMAGO」は、文字どおりビジネスの「たまご」となるような世の中に役立つソリューションを開発して市場へスピーディーに投入し、実際にご活用いただく中で市場の反応やフィードバックを得ながら、付加価値の高いビジネスにつなげていくことをコンセプトとした取り組みです。
- *2 iPadではiPhoneアプリとして動作します。
- *3 本アプリは、日本国内限定です。
本アプリを活用したサービスが、2月23日に発売されるAERA English(2012年4月号、朝日新聞出版)にて試験的に始まります。iPhone/iPod touch/iPadで撮影したAERA English内のページを認識し、各記事に関連するWebサイトやマルチメディア情報などのリンクを自動的に画面に配信するサービス*4です。既刊の2012年2月号、3月号においても対応しており、本日からご利用いただけます。
- *4 リコーが本日から試験運用を開始する、アプリで撮影した対象ページの画像認識および関連情報の配信を行うクラウドサービス「Clickable Paper™」を活用したサービスです。
紙媒体のアナログ情報と、インターネット上のデジタル情報とを結びつけることで、リコーは、豊かな情報社会に向けた新たなユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)を提供したいと考えています。本アプリでは今後、新聞、雑誌、カタログ、ポスターなど幅広い紙媒体での採用をご提案し、ユーザーの方々からのフィードバックを元に、さらにサービスを進化させてまいります。
■RICOH TAMAGO Clicker の特長
- 本アプリを通じて対象のページを撮影するだけで、動画や音声などのマルチメディア情報、関連情報やeコマースなどのWebサイト、SNSページなどが表示され、容易にアクセスができるほか、地図や電話、EメールなどiPhone/iPod touch/iPad内の機能と連携することができます。
- 元となる紙面には、二次元バーコードなどの埋め込みは不要で、そのまま活かすことができます。画像認識においては、リコーの研究開発子会社であるリコーイノベーションズインク(米国カリフォルニア州シリコンバレー)が開発したリコービジュアルサーチ(RVS)の技術が活用されており、写真やテキストなどさまざまなコンテンツを含む紙媒体において、ページ内の位置まで瞬時に認識、特定することができます。
- 1つのリンク領域に対して最大6つまで関連リンクを埋め込むことが可能なほか、配信する関連リンクの追加や変更もいつでも可能です。撮影した画像データの照合や、関連情報の配信は、リコーが試験運用するクラウドサービス「Clickable Paper™」から行なわれます。
■RICOH TAMAGO Clicker の概要図