Skip to main content Skip to first level navigation

RICOH imagine. change.

日本 - リコーグループ企業・IRサイト Change
Skip to main content First level navigation Menu
Breadcrumbs

Share

Main content

事業活動での取り組み:省エネ・温暖化防止 -運用改善-

NEW
新たな省エネ手法を創出し続ける設備の運用改善活動

日本/リコークリエイティブサービス

エネルギーを見える化し、見えた後は創意工夫

事業所の運営支援事業を行うリコークリエイティブサービス(RCS)では、オフィスや工場の生産性向上/コスト削減とCO2削減を両立する省エネ活動を推進しています。継続的な改善活動の結果、効果の高い省エネ設備の導入はすでに実施済みの事業所が増えています。そこで近年、新たな投資を抑えた施策として既存設備の運用改善による省エネの重要性が高まっています。
設備は使用状況の変化や、経年劣化などにより、最適な運用条件は時間と共に変化します。過去に最適な条件で設定した設備も、定期的な確認と設定変更が無ければエネルギーロスとCO2発生の原因となります。そこで、エネルギーの見える化と継続的なチューニングが必要となります。RCSでは、全国の各事業所のエネルギー使用状況を監視し、エリアや用途により経過推移を示した省エネデータベースを構築し、イントラネットを通じて全拠点に公開しています。この見える化により、各事業所の現状把握や他事業所との比較から、改善施策を検討することができます。加えて、データベースでは各拠点の省エネ活動事例も掲載し、好事例の水平展開が可能になっています。
また、最適なチューニングを実現するため、自社指導した450項目の省エネチェックリストを活用し、設備を評価、検証し、改善ポイントを抽出しています。例えば、居室の空調管理では必要な温度に達するまでの時間を調査し、季節ごとに設定を見直します。
さらに、省エネ成果を定着させるためには運用ルールを明確にすることが不可欠です。RCSでは、詳細な管理標準を作成し、事業所の担当者が変わっても、確実に省エネ効果を得られる仕組みを構築・提供しています。

  • 本活動の詳細は、一般財団法人 省エネルギーセンター発行の月刊「省エネルギー」2015年9月号に掲載しています。
  • RCSでは運用改善による省エネやESCO事業により、お客様の環境活動を支援しています。詳細をお知りになりたい方は、
    こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

省エネ活動が評価され、平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣賞を受賞

これらの活動の改善ノウハウと省エネ活動の成果が評価され、RCSは環境省の「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(対策活動実践・普及部門)を受賞しました。受賞の対象は、リコーテクノロジーセンター(神奈川県海老名市)とリコー電子デバイスやしろ工場 (兵庫県加東市)のそれぞれと連携して推進した活動です。
リコーテクノロジーセンターでは、2010年の新棟竣工時と比較して、2013年度の実績で消費電力を8%低減しました。リコー電子デバイスやしろ工場では、半導体生産のクリーンルームの更なる省エネ推進を実現し、2011から2012年でCO2換算1,300tを削減しました。
詳細はこちらのお知らせをご覧ください。

ESCO事業の活用で初期費用を抑えて設備を更新

画像:リコー池田事業所のクリーンルーム

ESCO事業とは、省エネに関する包括的なサービスを提供し、お客様の利益と地球環境の保全に貢献するビジネスで、省エネルギー効果の保証等によりお客様の省エネ効果(メリット)の一部を報酬として受取るものです(一般社団法人ESCO推進協議会webサイトより )。
リコー池田事業所では、RCSによるESCOサービスを活用し、投資を抑えてクリーンルーム・オフィス建屋の空調省エネ化工事を行いました。池田事業所 のクリーンルーム空調は、1981年稼動のため老朽化が顕著であり、2004年から、半導体の生産を終了し、新規技術の研究開発へシフトしたため、クリーン度の要求レベルも変化していました。空調機の更新と省エネ化は急務でしたが、投資額が大きく、回収が長期化するという課題がありました。そこで、RCSがESCO事業者としてサービスを提供し、政府の補助金を活用して工事費全体の3分の1を賄い、設備の更新と施工を行いました。ESCO事業によって補助金や金融の仕組みを上手に活用することで、リコー池田事業所は早期に省エネ改善効果を得ることができました。

ピーク時間帯電力の削減に向けたエネルギーマネジメントの実践

画像:リコーテクノロジーセンターリコーテクノロジーセンター

日本/リコーテクノロジーセンター

2014年4月から施行されている改正版省エネ法において、電力需要の負荷平準化(ピーク電力の削減)が重要視されています。神奈川県海老名市にあるリコーテクノロジーセンターでは、早くからこのピーク電力の削減に取り組んでいます。
リコーテクノロジーセンターは約5,000名が働くリコーグループのものづくりの中核拠点です。2010年に新たな研究開発棟を建築した際、電力使用量の増大が予測されたため、建物全体の電力消費の監視と分析を行うBEMSシステムを敷地内の各棟に導入しました。また、2011年の東日本大震災を機に「ピーク電力の削減」の重要性が指摘されたこともあり、ピーク電力および全体の消費電力量の削減を目的にした包括的な省エネ活動に取り組みました。
まず、BEMSの活用により電力監視とエネルギー消費内訳を分析しました。その結果、ピーク電力の内訳をみると、評価設備、実験施設、オフィス居室を維持するための「空調」の電力が32%と最も大きく、続いて「照明」「機器の熱源」の順となることがわかりました。この分析結果からエネルギー削減施策の優先度を決め、年間計画を立案してエネルギー削減施策の実践と評価をおこないました。実践した主な削減施策は以下です。
(1) 空調設備システムの運用方法を改善 (効果50Mwh/年)
(2) 居室の換気の適正化による空調熱負荷を抑制 (効果1,142Mwh/年)
(3) 冷却用水ポンプインバーターの設定の見直し (効果47Mwh/年)
(4) 照明設備の照度適正(間引き)化およびLED照明への交換 (効果1,799Mwh/年)

さらに、これらの活動に対する社員の関心と意識を高めるため、デジタルサイネージやイントラネットなどを使った「情報周知活動」も推進しました。
その結果、2013年度の実績は、研究開発棟竣工の2010年度と比較して消費電力8%(1,983Mwh/年)削減、ピーク時間帯電力19%(1,416kw)削減を達成することができました。
これらの一連の省エネ活動の実績が評価され、リコーテクノロジーセンターは経済産業省「平成25年度・関東経済産業局長賞」など数々の賞を受賞しました。

この削減活動はグループ会社でエネルギー設備運営業務を担当しているリコークリエイティブサービス(RCS)を中心としておこなわれています。今後は、RCSに蓄積されたエネルギーマネジメントのノウハウ・省エネ活動事例を他のリコーグループ事業所に展開することで、更なる削減活動を展開していきます。

  • BEMS:Building Energy Management Systemの略語。ビル内の設備や機器等のエネルギーが効率的に使用されるよう管理し、エネルギー利用の最適化を図る管理システム。