リコーグループの2014年度の温室効果ガス排出量に占めるScope3の割合は83.2%でした。
Scope3カテゴリの中で、Cat1、4、11の排出量が大きく、重要なカテゴリとして削減活動に取り組んでいきます。信頼性向上のためにCat1、4、11の画像製品に関わる排出量についてビューローベリタスジャパン株式会社による第三者検証を受けました。(詳細はこちら)
今後もScope3の把握・開示、および重要なカテゴリの排出量削減に取り組んでいきます。
CO2排出量(千t) | 温室効果ガス総排出量に対する比率 | ||||
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Scope1 | 181 | 5.90% | |||
Scope2 | 337.5 | 10.90% | |||
Scope3 | Cat1 | 購入した製品・サービス | 784*1 | 25.40% | 83.20% |
Cat2 | 資本財 | 241 | 7.80% | ||
Cat3 | Scope1, 2 に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 | 52 | 1.70% | ||
Cat4 | 輸送、配送(上流) | 450*2 | 14.60% | ||
Cat5 | 事業から出る廃棄物 | 0.01 | 0.00% | ||
Cat6 | 出張 | 22 | 0.70% | ||
Cat7 | 雇用者の通勤 | 93 | 3.00% | ||
Cat8 | リース資産(上流) | 52 | 1.70% | ||
Cat9 | 輸送、配送(下流) | 0.1 | 0.00% | ||
Cat10 | 販売した製品の加工 | 12 | 0.40% | ||
Cat11 | 販売した製品の使用 | 612*3 | 19.90% | ||
Cat12 | 販売した製品の廃棄 | 2 | 0.10% | ||
Cat13 | リース資産(下流) | 233 | 7.60% | ||
Cat14 | フランチャイズ | (対象外) | - | ||
Cat15 | 投資 | 10 | 0.30% | ||
Scope3 Cat1-Cat15総量 | 2,563.8 | - | |||
温室効果ガス総排出量 | 3,082.3 | 100.00% |
各種ガイドライン*を参考に製品使用年数、稼動時間、各種の原単位指標、自社のデータから算定した原単位などを設定して算出しています。今後、算出方法や原単位、バウンダリの見直しを行い算出精度を高めていきます。
※Cat2,6,7の算出に使用する原単位を前年度から変更しました。
Cat1 | 購入資源を素材毎に集計して原単位を乗じて算出 |
Cat2 | 年度の設備投資に原単位を乗じて算出 |
Cat3 | 年度で使用したエネルギーに原単位を乗じて算出 |
Cat4 | リコーグループが荷主となった輸送について算出(Scope1、2集計分は除く) |
Cat5 | 生産事業所から最終処分された廃棄物に原単位を乗じて算出 |
Cat6 | 国内は株式会社リコー、海外は欧州の販売会社のデータをもとにグループ全体を算出 |
Cat7 | 株式会社リコーおよび国内関連会社のデータをもとにグループ全体を算出 |
Cat8 | 賃借オフィス(機器、自動車等はScope1、2で集計のため除く)による排出量を人数から算出 (賃借オフィスでもScope1、2で集計された分は除く) |
Cat9 | 製品輸送においてリコーグループが荷主でない輸送を算出 |
Cat10 | 最終製品でない製品物量に原単位を乗じて算出 |
Cat11 | 販売した製品の想定使用状況による寿命分の排出量を算出 |
Cat12 | 販売した製品の重量と自社製品LCAデータの廃棄による排出量から算出 |
Cat13 | リコーグループのリース会社(リコーリース)のリース品の使用による排出量をカテゴリ毎の数量と原単位から算出。(排出量からリコー製品のリース(Cat11で算出)、とリコーグループへのリース(Scope1, 2で算出)分を除外) |
Cat14 | 対象外 (リコーグループでは本カテゴリに該当する排出は無いため) |
Cat15 | 株式会社リコーが株を所有する企業の排出量と持ち株比率から算出 |